EAvs裁量














FX初心者はEA(自動売買)と裁量トレードどちらがオススメ?2つを徹底比較してみた

とFXトレードをする場合はテクニカル分析やファンダメンタルズ分析を駆使して自分のタイミングでトレードをする裁量トレードと、プログラム化されたソフトが自動で売買を繰り返すEAトレードの2つの選択肢があります。

これからFXトレードをしようとしている人やEAトレードを始めてみようと考えている人にとって両者にどのような強みと弱みがあるのか徹底的に検証していきます。

裁量トレードの強みと弱み

裁量トレードの強みと弱み

裁量トレードとはテクニカル分析やファンダメンタルズ分析を駆使して自分でエントリーから決済まで行うトレードですがその際にはある程度のチャートリーディングの力が必要となります。

関連記事:テクニカル分析とは?初心者が最低限取得したいテクニカル指標3選を紹介します

裁量トレードの強み

裁量トレードの強みとしては
・コストが低い
・自由度が高い
・ノウハウは大きな財産となる

コストが低い

裁量トレードをする際に必要となるのは運用に必要となる資金のみです。

FX業者の口座開設費用はかからないですしMT4などの取引プラットフォームも無料のまま十分利用することができます。

関連記事:世界中で最も利用されているMT4とは?調べてみたら超使える完全無料のサービスだった!

自由度が高い

裁量トレードはエントリーから決済まで全て自分が行うため自由なトレードをすることが可能です。相場は要人発言などで為替が大きく動くことがありますが裁量トレードであれば幅広い選択肢から取引戦略を立てることが可能となります。

トレードをする、しない。順張りで攻めるのか逆張りで攻めるのか、幅広い取引戦略を立てることが可能です。

ノウハウは大きな財産となる

裁量トレードで勝っても負けてもそれまでに経験したトレードの実績や経験は大きな財産となります。

FXのテクニカル分析のノウハウは個別の銘柄だけでなく株式や債券などチャート全てに通用しますしパソコンとインターネット環境があればいつでも利益を生み出すことができる資産になります。

裁量トレードの弱み

裁量トレードの弱みとしては

・時間に拘束される
・心理や感情がトレードに影響する
・テクニカル分析の勉強に時間を費やすことになる

時間に拘束される

裁量トレードの場合は相場を監視している必要があるので時間に拘束されるというのがデメリットです。

相場が動く時間帯はある程度推測することはできるもののやはり24時間監視し続けるということはできません。またエントリータイミングなどを図っている間はチャートを監視し続ける必要があるのでサラリーマンの方や家事育児をしている主婦の方にとっては時間的拘束がある裁量トレードはやや不便に感じることになるでしょう。

心理や感情がトレードに影響する

プロスペクト理論という心理学で非常に有名な理論がありますが人間は『喜びよりも損した時の痛みの方が大きい』というものでFX初心者がよくやりがちなコツコツドカンを的確言い表わせています。

FXで負けてしまう裁量トレーダーのほとんどが含み損を決済することができずズルズルと損失を膨らませてしまい、反対に利益は早めに確定させてしまうという損大利小というトレードをしがちです。

トレードにはテクニカル分析も必要ですがそれと同じくらいトレードをしている際にロジック通りにトレードをすることができなければFX相場で勝つことは難しいでしょう。

テクニカル分析の勉強に時間を要する

FXトレードを裁量でやる場合『なんとなく』でトレードをしているうちは短期的に勝つことはできても長期的には必ずと言っていいほど負けることになります。

そのため裁量トレードを行う場合にはテクニカル分析を勉強してある程度の相場分析ができる必要があります。

テクニカル分析以外にもファンダメンタルズ分析や経済情勢の把握、そして日々の経済指標発表の予想値と結果まで追う必要があるので情報収拾や勉強に時間を費やす必要があります。

またFXのトレードセミナーなどで有料情報や商品を購入するのであればそれはまた金銭的コストもかかるので無料で独学するかそれともお金を支払ってコンサルティングを受けるかのどちらかになりますが

いずれにせよ1人で裁量トレーダーとして利益を出し続けるには数年の勉強と経験が必要となることは間違い無いでしょう。

関連記事:ファンダメンタルズ分析とは?最低限知っておきたい知識を厳選して丁寧に解説してみた

EAの強みと弱み

EAトレードの強みと弱み

EAとはExpart Advisorの略称で自動売買システムのことですがMT4上で24時間売買をしてくれるソフトウエアのことです。

MT4の開発元であるロシアのメタクオーツ社が公開しているオープンプラットフォームで誰もがEAを無料で利用することができたり購入することができます。

またある程度のプログラム能力がある人であればMQLというプログラム言語を利用してEAを作成することも可能です。

EAの強み

EAの強みとしては

・感情や心理に支配されることがない。
・時間に制限されることがない。
・再現性が100%同じ。

感情や心理に支配されることがない

EAはプログラム化されたソフトなので心理がありません。裁量トレードのデメリットでもある心理的に追い詰められて判断が鈍ってしまうということはなく、プログラム化された通りに淡々とエントリーと決済をするのが特徴です。

裁量トレーダーでよくありがちな『損切りができない』だったり『利益を欲張ってしまう』というようなことがなくプログラムされたロジックが相場と合致していれば淡々とエントリーと利確を繰り返します。

時間に制限されることがない

EAは人間ではないので時間に制限されることなく市場がオープンしている限りトレードをし続けます。もし自分がサラリーマンで会社で勤めている間でも、主婦として家事や育児に追われていたとしてもEAが代わりにトレードをし続けてくれます。

第三者に委託することなく自分の口座で取引をするため時間やコミッションを取られることもなく利益は全て自分のものにすることが可能なのです。

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再現性がほぼ100%同じ

EAのメリットとして再現性がほぼ100%同じということがあげられます。裁量トレードのテクニカル分析というのはチャートから私たちの先入観が入りトレードを行います。世界中の投資家が同じチャートを見ているにも関わらず負けるトレーダーとかつトレーダーがいるのはチャートの『解釈』の仕方に違いがあるからです。

したがって裁量トレードの勉強会やコンサルティング、独学で勉強をしたとしても必ず勝てるわけではなくそこにはセンスの問題やマインドの問題が絡んできます。同じ動画や教材を学んだとしても再現性は低いのが裁量トレードのデメリットです。

しかしEAの場合は同じプログラムのものが同じタイミングで売買するので再現性はほぼ100%と言っても過言ではないでしょう。利用するFX業者によってスプレッドが異なるので100%同じ利益とは言えませんが、勝っているEAを利用している限り初心者でも誰もが勝つことができるのです。

EAの弱み

反対にEAの弱みとしては

・コストがかかる可能性がある。
・設定に手間がかかる。
・テクニカル分析などのノウハウは身につかない

コストがかかる可能性がある

EA取引をするためにはEAそのものを購入する必要があります。EAの購入費用の相場は2万円〜50万円までとピンきりです。

またそのほかにもEAを24時間取引させるためにVPSを契約する必要があり月額1200円〜1800円程度のランニングコストがかかります。

VPSとは・・・Virtual Private Serverの略称で『仮想サーバー』のことです。VPSでEAを稼働させておくことによってパソコンを閉じていても24時間EAを稼働させることが可能となります。パソコンを24時間稼働させておくことも可能ですが消耗費や電気代などを考えるとVPSのなかでEAを稼働させた方がお得です。

EAの初期費用や毎月かかるVPS費用などのコストを上回る利益を出さなければトータルでマイナスの収益となるのでそのEAがどれだけのリターンなのか。

そしてランニングコストがいくらかかるのかということをしっかり計算してトータルで利益になるのかどうかを見極めることが重要です。

設定に手間がかかる

EAを稼働させる場合VPSの設定とEAの設定の2つを行う必要があります。1度設定してしまえばあとはほとんど放置で問題ありませんがIT初心者の方は設定に苦労することになるでしょう。

またEAによっては独自にカスタマイズをすることも可能なものがありEAの設定(パラメーター)などを調節する必要があるものもあります。

関連記事:VPSやEAの設定不要な新しい取引手法であるMAMとは?PAMMとの違いを一挙解説!

テクニカル分析などのノウハウが身につかない

EAトレードで利益を出すことはできたとしても相場環境が変化してEAで利益を出せなくなったとなればEAトレードをしている人は終わりです。

裁量トレードの場合はこれまでテクニカル分析を勉強し、実際にトレードをしてきた知的財産がありますがEAトレードをしてきた人はトレードのノウハウや取引プラットフォームの扱い方などの知的財産は無に等しいです。

したがってそのEAがなくなったと同時にトレードで利益を出すことができなくなってしまいます。

長期的に専業トレーダーを目指すのであればトレードは裁量で行うのがいいかもしれませんね。

裁量トレードとEAの比較

EAvs裁量

ではここまでEAと裁量トレードのメリットデメリットを解説してきましたがそれぞれの特性を比較した上でどのような人にEAがオススメでどのような人に裁量トレードがオススメなのかを解説していきます。

 EAトレード裁量トレード
柔軟性×
心理に惑わされる×
テクニカル分析勉強不要必須
時間的拘束なしあり
ノウハウ残らない残る
コスト有料無料

EAトレードにオススメな人

EAトレードにオススメな人は

・本業は別にあって時間的に余裕がない
・自分で別口座で裁量トレードをしているからサブ口座でEAで運用したい
・テクニカル分析の勉強がめんどくさい

これらの人はEAトレードの方がいいでしょう。EAを用意して設定さえしてしまえばあとは勝手に24時間取引し続けてくれます。テクニカル分析の勉強も必要なく勝っているEAであれば再現性ほぼ100%の状態で相乗りすることができるのです。

関連記事:そのEA本当に勝てますか?優良なEAを見分ける5つのポイントを解説!

裁量トレードにオススメな人

裁量トレードにオススメな人は

・今後専業トレーダーとして活躍したい。
・短期間で大きなリターンを狙いたい。
・EAやVPSなどの初期費用はかけたくない。

このような人たちには裁量トレードをした方がいいでしょう。特に専業トレーダーを目指しているのであればテクニカル分析の勉強やファンダメンタルズ分析の勉強をめんどくさがってはいけません。

地道にトレードの勉強と経験を積み重ねることによって今後将来的にはFXだけでも食べていけるほど成長することは可能なのです。

また短期間で大きなリターンを狙いたい方はEAでは不可能なので裁量トレードでハイレバレッジで取引をする必要があるので裁量トレードをする必要がありますね。

EAと裁量トレードメリットデメリットまとめ

EAも裁量トレードもどちらがいいというわけではなく双方にメリットとデメリットがあります。

中にはハイブリッドのようにEAトレードと裁量トレードを組み合わせて取引をしている人や、EAを主軸にテクニカル分析でEAの対応できない相場を予測した際にはEAをオフにしたりしているトレーダーもいます。

EAにするのか裁量トレードにするのかというのは生活スタイルや今後目指す将来など含め様々なので一概にどちらがいいということは言えないものの自分の生活スタイルや将来と照らし合わせながら検討してみてくださいね。


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