GEMFOREXはミラートレード以外にもMAMを提供しています。MAMのきっかけは私がFX取引をしていた際にトレード仲間からMAMって知ってる?と聞かれたことがきっかけでした。
話を聞いてみるとこれまでのEAやミラートレードのようなPAMMのデメリットを解消した今まさに時流に乗っている仕組みだと感銘し、トレードで得た資金をMAMに回していました。
中にはうまくいったものもあれば失敗してしまったものもあります。
これまで15個以上のMAMに参加してきましたが成績としては上手くいったものと失敗したものでは五分五分といったところです。これまで数多くのMAMに参加してきた経験も踏まえた上でMAMとは一体なんなのか。MAMの強みや弱み、そしてMAM参加の注意点なども解説していきます。
私は以前GEMFOREXのMAMにも参加していましたのでGEMFOREXのMAMならではの特徴やメリットデメリットを解説していきたいと思います。
MAMの利用を検討されている方はぜひご覧ください。
この記事のまとめ
・MAMとはざっくりいうとコピートレード
・GEMFOREXのMAMは自分で決済できる
・ボーナスがつくが出金したらボーナスは消滅する
Contents
MAMとPAMMの違い
MAMもPAMMもどちらもコピートレードでイメージとしては投資信託に近いのです。
投資信託といえば銀行などにお金を預けて利益を出してもらって元本と利益が付与された状態で返金されるものです。
投資信託はお金を銀行に預けることになり一定期間ロックされたりすることもありますがMAMの場合は自分の口座で管理し、ロックアップの契約がない限りいつでも止めることができます。
投資信託は運用をリアルタイムで見れないこと、そしてお金を第三者に預けると言う観点からPAMMと非常に似ていますが詳しくは後ほど解説します。
ではMAMとPAMMの違いについてまずは理解していきましょう。
トレードをリアルタイムで見れるのがMAM
そもそもMAMとはMulti Account Managerの略称でコピートレードの1つの仕組みになります。
従来はソーシャルトレードやミラートレードなどが流行っていましたがこれらのコピートレードは厳密に言うとPAMMに該当します。
PAMMとはPercent Allocation Management Moduleの略称ですがMAMもPAMMもコピートレードであることには変わりありませんが取引履歴をリアルタイムで見ることはできません。
見れるのは口座の残高が増減しているところで大抵がその海外FX業者のマイページから確認することができます。トレードをリアルタイムで見ることができなければ一発でロスカットになる可能性もあるFXでトレーダーの力量を知ることができません。
しかしMAMであればトレーダーのエントリーポイントもいつでも見ることができるのでエントリーが下手だなと思えばいつでも止めることができ被害を最小限に抑えることができるのです。
資金を自分の口座で管理することができるのがMAM
従来のソーシャルトレードやミラートレードは第三者に資金を預けると言う点で資金が盗まれてしまうなどのリスクがありました。自分が出金をしていないにも関わらず資金がなくなっていたなど運用とは別の点で問題が多発していました。
しかしMAMの場合は自分の口座で資金を管理することができるのでPAMMと比べると資金が流出してしまうと言うリスクが限りなく少なくなります。
MAMに参加したからといって第三者から口座のパスワードなどを聞かれても絶対に教えないようにすることが大切です。
MAMのメリット
運用時間が節約できる
MAMのメリットとして運用時間が節約できるのは大きなメリットでしょう。
MAMは自分がチャートを見ていなくてもマスター口座を管理しているトレーダーがエントリーして利益を出せばMAM参加者も利益を出すことができます。
家事や育児に追われている主婦の方や日中働いているサラリーマンの方などは24時間チャートを見ていることはできません。分業という形で専業トレーダーに任せることによってテクニカル分析を勉強する必要もなく、またチャートを見ている必要もなくFXをすることが可能です。
ウィンウィンの関係ができる
MAMのマスター口座を管理しているトレーダーは何もボランティアでやっているということはありません。大体が成果報酬制度を採用しています。成果報酬とは利益が出た場合は利益の一部をトレーダー報酬としてもらうということです。
これによってトレーダーは自己資金ではレバレッジが効かなくても実績を上げてMAMの参加者が増えれば増えるほど利益を出した際のリターンが大きくなります。
例えばトレーダーの自己資金が1000万円しかなかったとしましょう。
月利10%を出しても100万円しか儲かりません。しかしGEMFOREXのMAMを通じて1億円の資金が集まった場合、月利10%(1000万円)の利益を出してそこから運用報酬を50%もらったとしたら500万円の成果報酬が入ります。
トレーダーとしても自己資金で取引するよりも実績を上げて多数の人を巻き込んだ方がレバレッジが効くため勝つために最善の努力をするようになります。
初期費用は運用資金だけ
MAMのメリットとしては運用資金だけしか必要でないことです。これまでFXをする場合には裁量トレードかEA(自動売買システム)による取引が主流でした。
裁量トレードの場合はテクニカル分析を勉強するために書籍やセミナーなどにお金を使っていました。
時間もお金もかかることが当たり前でした。
そこでEAが出てきましたがEAは2万円〜50万円程度で売られていることが多く、初期費用がかかりますし、EAを稼働させるためにVPSの契約やEAの設定などが大変でした。
しかしMAMの場合は運用資金以外は必要としません。
また複雑な設定も必要なく、MAM口座の作成と入金だけで取引をすることができます。
MAM運用のデメリット
取引スキルがアップしない
MAMに参加する場合のほとんどが投資として利用する場合が多いでしょう。その場合自分では取引しないことになるのでトレードのスキルはアップしません。
MAMで得られるリターンと自分が熱心に勉強してトレードをした場合のリターンを考えどちらがより効率的なのかを考えてみるといいでしょう。
損失になる可能性がある
MAMに参加したからといって必ずしも勝てるわけではありません。MAMのマスター口座はトレーダーが管理していますが取引の中身はEAの可能性もあります。
EAや裁量トレードにはどちらもメリットとデメリットがありますが相場が取引ロジックと合致しなくなれば損失になる可能性があります。
実際にFXで1年間で利益を出している人は3〜4割程度です。これが5年間利益を出し続けている人の割合はなんと1%にも満たないのです。つまりFXで永遠に勝ち続けている人はいないといっても過言ではありません。
大切なのはタイミングです。そのMAMが勝っている間に参加すれば勝つことができますが相場の影響で負けてしまう際に偶然に参加すればもちろん負けます。
必ず勝ち続ける保証はないということだけは頭の中に入れておきましょう。
MAMは違法なのか
日本でMAMと聞くと違法なのではないかという意見も飛び交いますが確かにMAMは第三者の資金を運用していることになるため日本で行う場合には金融庁への『投資運用業』の登録が必要です。
この登録が厳しいため日本ではソーシャルトレードやMAMを提供しているFX会社は非常に少ないですが海外FX業者は日本の金融庁の監督下にはないのでMAMを提供することができています。
上記はあくまでも第三者のお金を運用する立場の人です。日本人である以上他人のお金を運用することはできませんがMAMに自発的に参加することは違法ではありません。
よく例え話に出てくるのはカジノですが、日本では禁止されているカジノも合法の国に行って遊ぶことは違法ではないと言われていますね。またアダルトサイトなども海外のサーバーのものを日本人が自発的にアクセスすることで逮捕されている人はいません。
世間のMAMの評判
ではMAMは実際のところ勝てるのでしょうか。世間の評判を見ていきたいと思います。
【R2.04.02早朝:自動売買結果③】
— YOSHIBOのFX日記 (@FxYoshibo) April 1, 2020
新規MAMは取引無し。
爆益新規超優秀EAはドル円で捕まったままですが、ユロドルは8,556円のプラス。
5口座利益合計は、約32,000円でした。 pic.twitter.com/2Rr63cYlMc
https://twitter.com/investor_jiro/status/1206710670688833541?s=20
MAMの評判は色々ありましたが比較的勝っている人もいるようです。
ツイッターなどのSNSでは色々な情報が錯綜するので勝っている人がアピールする場面が多いとはいえあまり損失になったという噂がなかったことにはびっくりです。
しかし全てのMAMが勝っているということは絶対にないので偏った情報に踊らされないように注意してください。
GEMFOREXのEAやミラートレードの方が儲かる?
GWEMFOREXではMAM運用以外にもEAやミラートレードを無料で提供しています。
GEMFOREXを利用して裁量トレード以外で運用をしたいという人が悩むのが、MAMとEAとミラートレードのどれがいいのかということではないでしょうか。
GEMFOREX📈
— てきとれいだぁ (@aD7TiVI8wefa2VD) December 5, 2019
初期投資:310,000円
期間9/1~9/30:4,453円
期間10/1~10/31:7,196円
期間11/1~11/30:7,381円
利益率合計:6.14%
運用一覧
1:The best investment(MAM)
2:Low lisk trade japan(MAM)
3:マグ勝EA_Rondo(EA)
自己取引の損切で12月マイナスからスタート❗
今後の運用はプロに任せる😂
結論としてはEAだから弱いということもなく勝つEAもあれば負けるEAもあります。またミラートレードやMAMもその通りで結局トレードの中身が大切になってきます。
しかし世の中に出回っているトレード内容を個別に解説していくことは現実的に不可能なのでEAやミラートレードの限界を解説します。
EAについて
EAはExpart Advisorの略称で自動売買システムのことを指します。EAはプログラムされた自動売買システムですので一定の決まった動きしかしないのが特徴です。
EAのメリットとしては想定している相場で利益を出し続けることができるということです。また心理的な感情がなく淡々と利確と損切りを繰り返していくという特徴があります。
しかしその反面で想定している相場から外れた場合には損失になる可能性があるということです。例えばナンピンマーチン型のシステムで30%の値戻りで決済されるものがあるとします。
この場合30%も値戻りしないでズルズルと相場が動いた場合には含み損ばかりになりロスカットされるという結末になることになります。
しかし上記のようなロジックのEAであれば30%の値戻りがある限り完全にフルオートでも利益を出し続けてくれるため簡単で楽なのが特徴です。
ミラートレード(裁量のコピー)について
ミラートレードで中身が裁量トレードのメリットとしては相場に柔軟に対応することができるということです。
相場を見ながら勝負所の時には大きく仕掛け、相場の展開が不明な際には勝負を避けたりします。
また損切りや利確など、トレーダーのシナリオが崩れた際には被害を最小限に食い止めることができます。
その反面でトレーダーも人間なので損切りができなかったり欲張って利益を追い求めるあまり損失に転じてしまうという可能性もあります。
EAよりも裁量トレードの方が利率も出やすいですがトレーダーのメンタルによって運用成績が変わりますし、EAよりも資産の増減が激しいのが特徴的です。
結局MAMの方がいい理由
MAMはマスター口座にEAが入っている可能性もあればトレーダーが裁量で打っている可能性もあります。
EAと裁量トレードはどちらもメリットデメリットがありますがGEMFOREXがDD業者である以上GEMFOREXのミラートレードやEAはあまり利用したいとは思いません。
GEMFOREXが呑んでいたとしたらなぜGEMFOREXが私たちを勝たせてくれるのでしょう。
私はGEMFOREXを通じて取引ロジックを提供してくれているMAMに参加しています。
MAM参加の前に注意する3つのポイント
利用する海外FX業者は信頼できるか
今回紹介しているMAMはGEMFOREXですが2013年から運営している7年目の中堅海外FX業者になります。豪華なボーナス制度と最大1000倍のレバレッジを武器に2019年11月時点で利用者数が23万人を突破しました。
その大半が日本人であり、経営者も四人中三人が日本人です。サポートや公式HPなども日本語に対応しているため一定の安心感はあるのではないでしょうか。
運営会社 | GEM GROUP NZ LIMITED |
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会社住所 | Level 1, 275 Onehunga Mall, Onehunga,Auckland |
金融ライセンス | ニュージーランド証券投資委員会(NZFSP) |
ライセンス番号 | FSP564306 |
設立 | 2010年〜 (FX事業は2013年〜) |
サポート | 日本語 |
関連記事:GEMFOREXの評判は?GEM歴4年の管理人が強みと弱みを徹底解説!
MAM参加の場合はゴールを決めること
MAMに参加する場合にはゴールを決めておくことが重要です。
FX取引において多くの人はどれだけ稼ぐかを考えている人が多いのですが大切な出口を決めていません。
出口というのは出金のことですがいくら増やしたら出金をするかということを明確にしておかなければ失敗するまで続けることになります。
失敗してからあの時出金しておけばよかったと後悔しても遅いのでMAMに参加する場合にはその運用の利率を考慮した上で出金までの戦略を立てる必要があります。
例えば10万円で5万円利益を出したら全額出金をする。
100万円で20万円の利益を出したら元本の100万円は出金する。などの戦略が非常に重要になってきます。
マスター口座はEAなのか裁量なのか確認すること
MAMはあくまでもコピートレードの仕組みの名前なのでマスター口座の取引内容は裁量トレードの場合もあればEAの可能性もあります。
マスター口座がEAによる取引なのか、それとも裁量トレードなのか。もしくはEAと裁量のミックスなのかということを事前に把握しておきましょう。
出金できるタイミングを知ること
成果報酬制度もしくはロックアップ期間がある場合は一定期間出金できない場合がほとんどです。
成果報酬制度であればトレーダーに報酬が支払われてから初めて出金することができますし、ロックアップ期間がある場合はその間は出金をすることができません。
成果報酬もロックアップもMAMに参加する前のLPOA(限定委任状)に詳細が載っているのでめんどくさがらず目を通して理解して参加するようにしましょう。
関連記事:GEMFOREXで550万円を出金したエビデンスを公開
GEMFOREXのMAMの特徴
子口座でも決済が可能
GEMFOREXのMAMは子口座でも決済が可能なのが特徴です。
他の色々な海外FX業者のMAMを経験してきましたが子口座で決済やエントリーができるのはGEMFOREXのMAM独自の仕組みのようです。
マスター口座がエントリーをして自分で反転ポイントだと思えば利確をしてもいいですし、マスター口座のエントリー以外でも自分でエントリーポイントがあれば取引をして利益を出すことができます。
マイページから利用の停止が可能
GEMFOREXのMAMはマイページからいつでもMAMの利用を停止することができます。
MAM運用の成績がよくない、もしくは想定していたものと違ったという場合にはマイページにログインし保有口座からプルダウンをOFFにすることでMAM運用の解除をすることができます。
解除した口座もそのまま裁量口座としてトレードをすることができます。
ボーナスが付与される
GEMFOREXは定期的に入金ボーナスや口座開設ボーナスキャンペーンを提供していますがこれらのボーナスがMAM口座も対象となっています。
MAM口座はオールインワン口座で利用することができるのでボーナスの対象でもあるのです。
入金ボーナス100%期間であればそれだけ入金額も減らすことができますしリスクにさらす資金も少なくて済みます。
関連記事:GEMFOREXのボーナス全まとめ!受け取り方法やボーナスをもらい損ねないための注意点
GEMFOREXのMAMに参加する方法
紹介者リンクが必要
GEMFOREXのMAMに参加するためにはMAMのリンクが必要です。GEMFOREXは一般公開しているわけではありませんのでどこかからリンクを見つける必要があります。
もしMAMに参加したいということであればGEMFOREXに直接問い合わせてみるのもいいでしょう。
1:指定のリンクから口座開設をする
2:その口座に入金する
3:マイページの保有口座一覧からプルダウンをONにする
これでGEMFOREXで提供されているMAMに参加することができます。
GEMFOREXのMAM運用のまとめ
GEMFOREXのMAM運用は他の海外FX業者とは少し違った仕組みとなっていて利用者が柔軟に対応することができる仕組みになっているのが特徴です。
MAMに参加することは違法ではないもののやはり自分の大切なお金であることは間違いありません。どのMAMに参加するかは慎重に選び、しっかりとゴールを決めて欲張らずブレないことが重要です。
しかしFXで5年以上勝ち続けることができているのがFX人口の1%未満だということを考えればMAMに参加するにしてもFX運用をする以上、参入時期と撤退時期を見定める必要があることは間違い無いでしょう。