HotForexで取引をしている人は他の海外FX業者とは取引可能な時間帯が異なるということに注意しましょう。
というのも海外FX業者はサーバーを置いている国によって、また取り扱いをしている商品ペアや銘柄によって取引可能な時間帯が若干異なります。
結論から言えばFX通貨に限っては、日本時間で平日の間は24時間基本的に取引することができるのでFX通貨を取引している人は適当に読み進めてもらって構いません。
しかし株式やその他商品CFDを取引している人はHotForexでいつでも取引できるわけではありません。
取引時間を知っておくことで無駄なスワップが付与されることを防いだり、無意識のままポジションを持ち越すということがなくなります。
この機会に自分が取引している商品の取引可能な時間帯をしっかり覚えていきましょう。
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Contents
HotForexは夏時間と冬時間で取引時間が変わる
HotForexは夏時間と冬時間で取引可能な時間が変わります。緯度の高い欧米諸国では夏になると太陽が出ている時間帯が長くなるため時計の針を1時間早めて夕方のまだ明るい時間帯を有意義に活用しようと導入されている制度です。
夏時間から冬時間に変更になるとHotForexのサーバータイムも1時間変更されるため取引可能な時間が異なります。
夏時間:(日本時間)月曜日 午前6時0分51秒~土曜日 午前5時59分
※サマータイム(夏時間)は3月最終日曜日から10月最終日曜日までの間。
冬時間は一般的に『通常時間』と呼ばれていますが、上記の時間帯やサマータイム期間を正確に覚えておく必要はありません。
サマータイムへの変更や終了の際にはHotForexからメールにて連絡があるのでメールを見逃さなければ特に意識する必要はありません。
しかしFXトレーダーである以上、3月の最終日曜日と10月最終日曜日の取引時間の切り替わりだということは頭の片隅に入れておくようにしましょう。
『夏時間ってそろそろだよな。いつからか確認しよ』というように漠然と覚えておけば調べれば正確な日にちはネットでいくらでも出てくるので暗記するほどではありません。
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HotForexの取引可能時間
HotForexでは夏時間と冬時間によって取引可能な時間帯が1時間前後することはお伝えしました。
しかし上記の取引可能な時間帯はあくまでもメジャーなFX通貨ペアを基準にしているのであってHotForexのすべての銘柄が上記の時間帯でいつでも取引することができるわけではありません。
HotForexでは以下の5つの商品を取り扱っていますが商品ごとによって、また商品銘柄によって取引可能な時間帯というのは異なります。
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・貴金属 (ゴールドやシルバーなど)
・エネルギー (ブレント原油,WTI原油など)
・インデックス (日経225,ダウジョーンズなど)
・株式 (アマゾンやグーグルなど)
・仮想通貨 (ビットコインやリップルなど)
貴金属の取引時間
HotForexが取り扱っているのはゴールドとシルバーです。
それらの商品ペアをドル建てとユーロ建ての2つの基軸通貨で取引することができます。
全て月曜の1時から金曜の23時44分59秒まで取引することができます。
エネルギーの取引時間
→月曜日10時〜土曜日06時44分59秒(月曜日3時~金曜日23時44分59秒)
→月曜日8時〜土曜日06時44分59秒(月曜日1時~金曜日23時44分59秒)
HotForexが取り扱っているエネルギー商品はUKOIL.S(ブレント原油)とUSOIL.S(WTI原油)の2つの商品ペアのみですすがそれぞれ取引可能な時間が異なります。
ブレント原油の方がWTIオイルよりも取引開始時刻が2時間ほど遅いことが特徴ですがどちらも取引終了時刻は同じだということを覚えておきましょう。
インデックスの取引時間
HotForexは合計22種類のインデックスを取り扱っていますがその中でも人気の高い7種類の取引時間を抜粋しておきます。
→日本時間:月曜8時〜土曜6時59分59秒(月曜日1時~金曜日23時59分59秒)
NETH25(オランダ25)
→日本時間:月曜16時〜土曜6時00分(月曜日9時~金曜日23時00分)
SPA35(スペイン35)
→日本時間:月曜17時〜土曜1時30分(月曜日10時~金曜日18時30分)
UK100(イギリス100)
→日本時間:月曜16時〜土曜6時59分59秒(月曜日9時~金曜日22時59分59秒)
USA100(米国テック株100銘柄)
→日本時間:月曜8時〜金曜6時5分59秒(月曜日1時~金曜日23時5分:59秒)
USA30(米国ウォール・ストリート100銘柄)
→日本時間:月曜16時〜土曜6時59分59秒(月曜日1時~金曜日23時59分59秒)
USA500.S(米国S&P500銘柄)
→日本時間:月曜16時〜土曜6時59分59秒(月曜日1時~金曜日23時59分59秒)
※カッコ内はサーバー時間(GMT+2)
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株式の取引時間
HotForexでは合計56種類の株式を取り扱っていますがその中でも人気の銘柄をいくつか抜粋します。
→日本時間:月曜日17時01分〜土曜1時24分59秒(月曜日10時1分~金曜日18時24分59秒)
AMAZON(アマゾン)
→日本時間:月曜23時31分〜土曜7時54分59秒(月曜日16時31分~金曜日22時54分59秒)
APPLE(アップル)
→日本時間:月曜23時31分〜土曜7時54分59秒(月曜日16時31分~金曜日22時54分59秒)
BOEING(ボーイング)
→日本時間:月曜23時31分〜土曜7時54分59秒(月曜日16時31分~金曜日22時54分59秒)
Netflix(ネットフリックス)
→日本時間:月曜23時31分〜土曜7時54分59秒(月曜日16時31分~金曜日22時54分59秒)
・GOOGLE(グーグル)
→日本時間:月曜23時31分〜土曜7時54分59秒(月曜日16時31分~金曜日22時54分59秒)
・MSFT(マイクロソフト)
→日本時間:月曜23時31分〜土曜7時54分59秒(月曜日16時31分~金曜日22時54分59秒)
※カッコ内はサーバー時間(GMT+2)
他の株式商品の取引時間を確認する場合はHotForexの公式HPから確認するようにしましょう。
コモディティの取引時間
→日本時間:月曜日18時45分〜翌3時29分59秒(月曜日11時45分~20時29分59秒)
→日本時間:月曜日18時45分〜翌3時29分59秒(月曜日11時45分~20時29分59秒)
→日本時間:月曜日18時45分〜翌3時29分59秒(月曜日11時45分~20時29分59秒)
→日本時間:月曜日18時45分〜翌3時29分59秒(月曜日11時45分~20時29分59秒)
・Copper(銅先物)
→日本時間:8時〜翌6時59分59秒(1時~23時59分59秒)
・Cotton(米国綿花2番先物)
→日本時間:11時〜翌4時19分59秒(4時~21時19分59秒)
・Sugar(砂糖)
→日本時間:17時30分〜翌2時59分59秒(10時30分~19時59分59秒)
仮想通貨の取引時間
HotForexはビットコイン、イーサリアム、ライトコイン、リップルの4種類の仮想通貨を取り扱っています。
・BTC/USD(ビットコイン/米ドル)
・ETH/EUR(イーサリアム/ユーロ)
・BCH/USD(ビットコインキャッシ/米ドル)
・BNB/USD(バイバンスコイン/米ドル)
・EOS/USD(イオス/米ドル)
・XLM/USD(ステラルーメン/米ドル)
・XMR/USD(モネロ/米ドル)
→日本時間:月曜07:05〜土曜 06時54分59秒(月曜0時5分~23時54分59秒)
※カッコ内はサーバー時間(GMT+2)
それぞれの取引可能時間帯は上記の通りです。
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取引時間と市場の動きの関係性
HotForexも金融市場の動向に影響を受けるため取引時間帯によって値動きの特徴が異なります。
1日の中で日本の朝から夜まで必ずどこかの市場が活発に動いています。朝から順番に市場の紹介と特徴について解説していきます。
オセアニア時間(午前6時〜8時)
オセアニア時間は日本時間の午前6時〜8時の間です。この時間帯にはオーストラリアドルやニュージーランドドルの取引が活発となり値動きしやすくなっています。
後ほど詳しく解説しますが世界で最も大きな市場である米国のニューヨーク市場が閉鎖したところなので全体的に通貨の売買量は少なくなっていて比較的値動きは浅いです。
オセアニア系の通貨の取引をしている人はこの時間帯が値動きが活発になりやすいですが、ユーロドルなどのオセアニア系の通貨と相関性があまりないものは値動きはほとんどないと言っても過言ではありません。
しかし週末などに経済指標や世界経済を揺るがす事件などがあればオセアニア時間の開場とともに相場が大きく動き出すことも多々あります。
日本時間の早朝ですが土日の間に経済情勢が大きく動くような事件やニュースがある場合には早起きして相場の動向を観察する必要がありますができればポジションを手仕舞いしてポジションがない状態にしておくことがベストでしょう。
東京時間(8時〜15時)
東京時間は日本時間の朝8時から午後の15時までの時間帯を指します。主に日本・香港・シンガポールなどの市場が開きますが別名アジアタイムとも呼ばれています。
日本時間の特徴としてはクロス円が動きやすいですが値動きはレンジを形成しやすいという特徴があります。特に5と10がつく日(ゴトー日)は輸出入企業の外貨決済日であることが多く海外の支払いのためドルが多く買われる傾向にあります。
つまりドル高円安(ドル円の上昇)が起きやすくなっていますがロンドン市場とニューヨーク市場と比較するとレンジ相場を形成しやすい時間帯です。
欧州時間(15時〜21時)
日本時間の15時〜21時まではロンドン市場が開き一気に売買高が活発になります。ユーロ系の通貨からドルがらみのペアまで売買量が一気に増すので日本人トレーダーもこの時間に取引に参加することで一気に市場が動き始めます。
17時からは金融大国イギリスのロンドン市場が開くためこの時間をロンドン時間と呼んでいる人は多いです。
GDPも経済的にも世界最大級のヨーロッパ市場が動き、この時間帯に経済指標なども発表されるためユーロやポンドなどの欧州通貨がよく動きますのでこれらの種類の通貨ペアを取引している人は15時からチャートを身構えておく必要があります。
ニューヨーク時間(21時〜6時)
世界最大級の市場の米国市場が開きます。アメリカ人参加者が増えるためこの時間帯が1日の中で最も取引が活発になる時間帯です。日本人の中にも副業としてトレードしている人はこの時間帯には帰宅し一通り家事も終わっているため参加している人が多いはずです。
米国雇用統計やFOMCなどはこのニューヨーク時間に発表され、予想値と結果値が大きく異なった場合にはサプライズとなり相場が大きく動きます。トレンド転換のきっかけにもなるこのニューヨーク時間は売買高が活発になりスプレッドも狭くなるのでチャンスです。
しかし1日の中で最もボラティリティが発生する時間帯でもあるので初心者の方は注意しながら取引するようにしましょう。
HotForexは土日は取引ができない
FX市場は平日24時間取引が可能ですが、土日はインターバンク市場(銀行などの金融機関)が休業のためHotForexでも取引することはできません。
HotForexのマイページにはログインできますが、土日は取引ができないということだけ覚えておきましょう。
土日のポジションを持ち越している人は土日の間の値動きが心配になる人もいるかと思います。中東の国では金曜日が休みという国もあるため土日もそれらの国のトレーダーが若干の売買をするため価格の変動はありますが、ほとんどのFX市場参加者が土日は休業のため値動きはほとんどないと言っていいでしょう。
土日の間の値動きよりも土日の間に世界経済が大きく動くような出来事がないかを調査しておき月曜の窓開けに備えが方がいいでしょう。
関連記事:HotForexのマイページログインできない原因と対処法
土日の為替市場のレートを閲覧する方法
もし土日にポジションを持ち越してしまってどうしても市場の値動きがきになるという方はHotForexでは確認できないので『未来レート』や『中東レート』とネットで検索してその時の価格を確認するようにしましょう。
あまり値動きはないのですが世界的に大きなニュースなどがあった場合には土日でも確認することはできるので積極的に利用してみてください。
HotForexのクリスマスや年末年始の取引時間帯
HotForexは海外FX業者のためクリスマスは祝日扱いとなり営業はしていません。
毎年12月25日から年末年始には多くの金融機関が休業になっているため、HotForexを利用する以上は遅くとも12月23日までにはポジションを全て手仕舞いして年末に向けてゆっくり休めるようにしましょう。
海外ではクリスマスは休日扱いですが日本ではクリスマスも平日扱いとなるため東京市場が開いている8時〜15時までの間は取引が可能となっています。
HotForexから毎年年末年始の閉場と開場については連絡が来るのでクリスマスシーズンになったらHotForexからのメールもしくは公式HPのお知らせを確認するようにしてください。
関連記事:HotForexで得た利益に対する税金と3つの節税方法についてわかりやすく解説
HotForexの取引時間まとめ
HotForexは平日は24時間取引することができますが株式や仮想通貨など商品ごとに取引可能な時間帯は異なります。
また商品以外にも銘柄ごとに取引可能な時間帯は異なるため十分注意してください。
夏時間と冬時間や、クリスマスからの年末年始の取引時間帯をしっかり押さえて経済指標発表の際や市場が動き出す前には必ず準備ができるようにしておきましょう。