ロスカットとは含み損が一定の水準に達したときに自動的に決済される仕組みのことです。

このロスカットがないと顧客はどんどんとマイナス残高を膨らますこととなり追証が発生します。追証は支払わなければいけないので入金額が溶けてなおかつ追加でお金を支払わなければならなくなります。

このロスカットがあることによって仮に損切りができない人でも損失を一定金額までに防ぐことで投資家保護になります。

今回はロスカットについて初心者の方でもわかりやすいように開設するとともにロスカットが執行される条件でもある証拠金維持率についても解説していきます。

FX取引をする上でロスカットに関する理解は非常に重要になってきますのでこの機会にしっかりと正しい認識を身につけるようにしましょう。

関連記事:追証が支払えない場合の対処法は?

ロスカットとは強制決済のこと

ロスカットとは冒頭で説明した通り一定の含み損になった場合に発動される強制決済のことです。FX初心者の場合は損失を認められず損切りができないということもあり、そのまま放置してしまえば入金額以上のマイナスを被ることがあります。

入金額以上のマイナスのことをマイナス残高といい、マイナス残高を請求されることを追証と言いますが追証は支払わなければいけないものなので顧客は借金を被ることになるのです。

またロスカットがない場合、初心者だけでなくプロのトレーダーでも追証になってしまうことがあります。相場は平日24時間動いているので寝ている間に相場が急変したりすればロスカットがなければどんどんマイナス残高が発生することになります。

ロスカットがあることによって損失を一定金額に抑えることができます。ロスカットをネガティブに捉えている方もいますがむしろ逆です。借金になるよりも入金額が0になるシステムがあったほうがいいのです。

ロスカットルールは各FX業者によって異なる

このロスカットルールは各FX業者によって異なります。一般的には国内FXの場合は証拠金維持率が100%を下回った際にロスカットが発動されます。一方で海外FXの場合は証拠金維持率が50%を下回った際に発動されます。

このロスカットのルールはFX業者ごとにコースが別れユーザーが最初に決めることができるところもありますが一般的にはポジションが大きいものから自動的に決済される仕組みの方が多いです。

ロスカットは証拠金維持率が一定水準を下回った際に発動される

ロスカットの発動条件でもある証拠金維持率ですがこれをしっかり理解していないとエントリーした瞬間にロスカットになってしまった、ということにもなりかねません。

慣れていない人はデモ口座などでレバレッジと証拠金維持率の関係を体感するのがいいでしょう。

証拠金維持率は事前に計算によって算出することができるので暗記をする必要はありませんがこの機会にどれだけのレバレッジで取引をすると証拠金維持率がどれだけ圧迫されるかを知っておきましょう。

関連記事:レバレッジの正しい理解と初心者にオススメなレバレッジとは

証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100%

証拠金維持率を計算する場合には有効証拠金と必要証拠金というFX特有の概念が必要になります。

有効証拠金とはわかりやすく言えば純資産のことです。

また必要証拠金とはその取引をするのに必要となる証拠金です。

有効証拠金=残高−必要証拠金−含み損益

必要証拠金=商品の単価×枚数÷レバレッジ

例えば10万円の証拠金でドルが100円の場合

レバレッジ10倍1万通貨に必要な証拠金
(ドル=100円)
有効証拠金証拠金維持率ロスカット水準
100%の場合
10万円10万円0円0%ロスカット
20万円10万円10万円100%ロスカット
50万円10万円40万円400%ロスカットされない
100万円10万円90万円900%ロスカットされない

ロスカットを防ぐための対策

ではロスカットになりそうになったらどのような対策が可能なのでしょうか。

追加で証拠金を入金する

追加で証拠金を入金することで有効証拠金の比率を上げることができます。結果的に証拠金維持率も上がりロスカットを防ぐことができます。

しかし追加で証拠金を入金することは意味がありません。そのまま相場が進んでいけば追加で入金した金額もロスカットされることになるので結果的に入金した金額は水に溶かしたことになります。

また入金したところで持っているポジションは変わりがないため延命治療をしているに過ぎず根本的な解決にはならないでしょう。マーチンのようなイメージなので結果的に負ければ損失が大きくなるだけです。

ポジションを部分的に決済する

もしすでにロスカット水準まで達してしまいそうになったらポジションの一部を決済することをお勧めします。

ポジションの一部を決済して損失を一部認めることで相場がそれ以上進んでも1Pipsあたりに増える損失は少なくなります。

またマイナススワップがつく場合でもポジションを部分的に決済することでマイナススワップも減ることになります。

もし複数のポジションを持っているけど1つポジションのの含み損が大きければ部分決済をしましょう。部分決済とは1つのポジションが10Lotを持っていた場合半分の5Lotだけ決済をするというやり方です。

ナンピンマーチンなどで複数のポジションを持っている場合には各ポジションの半分づつを決済することで平均的に損失を回避することができます。

ロスカット水準が低いFX業者を選ぶ

先ほどまでは既にFX取引をしている場合ですがFX業者を選ぶ場合にはロスカット水準が低いFX業者を利用することでロスカットされずに済みます。

しかし国内FXの場合はロスカット水準が低ければそれだけ追証になる可能性が高くなるので必ずしもロスカット水準が低ければいいということではありません。

海外FXであればゼロカットなので追証になることはありません。

ロスカット水準が低いほどロスカットはされにくくなるので海外FX業者を利用する場合にはロスカット水準が低いに越したことはありませんね。

関連記事:ロスカットがあるのになぜ追証が発生するのか?追証の仕組みをわかりやすく解説

実効レバレッジを低くする

実行レバレッジを低くすることもロスカットを防ぐのに役立ちます。実行レバレッジとは最大レバレッジとは異なり『その取引にどれだけのレバレッジをかけているか』ということです。

例えば25倍のレバレッジで取引できる(最大250万円分)としても実際に120万分しか取引していなければ実行レバレッジは半分になります。

最初から実行レバレッジ100%でやることはないと思いますがロスカットになりずらくするためにもレバレッジは扱える範囲内にしましょう。

エントリーと同時にSLも入れておく

ロスカットを防ぐために最も効果的なのはエントリーと同時にSL(ストップロス=損切り)を入れておくことです。

自分が想定している相場のシナリオが崩れる展開であらかじめ損切りラインを決めておくことでロスカットになることはありません。

テクニカル分析が優れているほど損小利大の取引が可能なのは損切りをしっかり入れて負けトレードよりも勝ちトレードの方を増やしているからでしょう。

ロスカット水準の低い海外FX業者

 iForexHotForexFBSXM
ロスカット水準0%10%20%20%

iForex 証拠金維持率0%でロスカット

iforex公式HP

iForexはロスカット水準が驚異の0%となっています。海外FX業者の中でもロスカット水準が証拠金維持率の0%というのはiForexのみでありアイフォ戦士という言葉の通りiForexで証拠金ギリギリのトレードをして一か八かのトレードをしている人は多いですね。

最大400倍のレバレッジと追証なしの取引環境は他の海外FX業者でもよくありますが証拠金維持率が0%になるまでロスカットされないというのは類を見ないアクティブなトレードを可能にしています。

 

HotForex 証拠金維持率10%でロスカット

Hotforex公式HP

HotForexは日本人にはまだ馴染みのない海外FX業者ですが実績としてはXMを超える勢いを持つ正真正銘のグローバル海外FX業者です。

HotForexは最大1000倍のレバレッジと追証なしのゼロカットを採用していますがロスカット水準が証拠金維持率の10%と類を見ない低さを提供しています。

またボーナスもふんだんに付くため未入金のまま取引することができ、入金額も倍になるというボーナスキャンペーンも随時提供しています。

レバレッジ1000倍、追証なし、ロスカットは証拠金維持率の10%というハイレバアクティブトレードを体感したい人はHotForexを利用するといいでしょう。

FBS 証拠金維持率20%でロスカット

FBSの公式HP

FBSのロスカット水準は20%と海外FX業界でも低い方で最大レバレッジが3000倍で取引できることからロスカットギリギリまでハイレバレッジで取引をすることができます。

レバレッジ3000倍と追証なしのゼロカットで少額トレーダーがハイレバギャンブルトレードで利用している人も多いくらいです。

FBSでまだ口座開設をしたことがない人は口座開設をするだけで100$の未入金ボーナスをもらうことができるためノーリスクでハイレバレッジを体感することができます。

海外の取引プラットフォームを体験しノーリスクで利益を出金できるのはFBSの強みと言えるでしょう。

XM 証拠金維持率20%でロスカット

XM公式HP

XMのロスカットは証拠金維持率の20%を下回った際に発動されます。

XMは日本人にとって最も知名度と信頼感のある海外FX業者です。新規口座開設で3,000円の未入金ボーナスと入金100%ボーナスは最大888倍のレバレッジで少額からでも十分な取引を可能にしてくれます。

ロスカット水準も驚異の20%と海外FX業界のロスカット水準が50%であることを考えれば断然に低い方でしょう。

ロスカットのまとめ

ロスカットはネガティブに考える人もいますがむしろ損失を強制的に認めさせてくれるポジティブなものだと考えます。

ロスカット水準は高すぎても低すぎてもよくないですが初心者のトレーダーの場合は海外FXで追証が発生しない取引環境にするか、もしくは追証が発生しにくいようにロスカット水準の高いFX会社を利用するようにしたほうがいいでしょう。

何れにせよエントリーする際に損切りをしっかり入れることがロスカットにならないためにも、FX取引で勝っていくためにも重要になるでしょう。

 

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