FXの追証が発生する理由と借金にならないための3つの方法

FX取引をすると借金になるというイメージを持っている人もいますがこれはよく国内FXで見られる事例であり海外FXはゼロカットを提供しているためマイナス残高が発生することはあっても追証になることはありません。

追証をしっかり理解することがFXにおいて大きな損失にならないことにつながります。

今回は追証についてしっかりと理解を深めるとともに追証になった際の対処方法を徹底的に解説していきます。

すでに追証になってしまった人もこれからFXをする人もぜひ参考にしてみてくださいね。

関連記事:FXの追証の支払い義務はあるの?追証が払えない場合の対処法とは

追証とは追加証拠金の略称

追証とは追加保証金の略称ですが保証金とはつまりFXをレバレッジ(信用取引)をかけて取引する上で必要になるお金のことです。

よくレバレッジは証券会社やFX業者からレバレッジ分の資金を借りるという表現が用いられますがレバレッジをかけて取引をする際に使われる保証金とは担保のことです。

追証が発生する理由

追証が発生する理由としては

FX業者に10万円を入金している
取引する上で5万円の証拠金(担保)が必要となる

7万円の含み損を抱える

足りない2万円を入金して取引を続行する
7万円の含み損を決済する

わかりやすくいうとこのような形で追証が発生することになります。ここで証拠金維持率という数字が出てきます。

証拠金維持率とは

証拠金維持率とは現在保有しているポジション(含み損や含み益)が口座の残高に対してどれくらいの比率を占めているかを示す数字です。

MT4を利用していれば
・残高(口座にいくら入っているか)
・有効証拠金(残りの使える証拠金)
・証拠金(取引に使っている証拠金)
・証拠金維持率(口座残高に占める含み損益の割合)

がリアルタイムで刻一刻と動きますがこの中で最も大切になるのがこの証拠金維持率です。

FXではこの証拠金維持率が一定の数字を下回るとロスカットされることになりますがFX業者によってロスカットになる証拠金維持率は異なります。

基本的には国内FXの場合は証拠金維持率が100%を下回った場合。海外FXの場合は証拠金維持率が20〜50%を下回った場合です。国内FXよりも海外FXの方がロスカットされる水準は低いということです。

証拠金維持率の計算方法

では自分がどれだけの残高に対してどれだけの取引をするとロスカットされてしまうのでしょうか。取引する前にも証拠金維持率の計算方法を知ることによってロスカットまで何Pips逆行したら実行されるのかを知っておくと取引の戦略も立てやすくなるでしょう。

証拠金維持率=有効証拠金÷必要証拠金×100

有効証拠金はMT4に表示されるので問題ないですが必要証拠金は少々計算する必要があります。

必要証拠金の計算方法

必要証拠金=取引枚数×取引対象の単価÷レバレッジ

必要証拠金とはその商品を取引をするのに必要となる証拠金(お金)のことですがレバレッジをかけていることによって現物取引よりも必要証拠金は少なくて済みます。

例えばレバレッジ100倍でドル円=100円の場合で1万通貨(0.1ロット)を取引する場合

100円(取引対象の単価)×10,000枚(取引枚数)÷100倍(レバレッジ)
=1,000,000÷100
=10,000

つまりドルが100円の際に1万枚の取引に必要となる証拠金は1万円なのでレバレッジ100倍であれば1万円で1万枚の取引をすることができます。

証拠金維持率の計算

上記を踏まえて証拠金維持率を計算すると
10万円の残高でレバレッジ100倍でドル=100円の際に1万通貨の取引をする場合

必要証拠金:1万円
有効証拠金:9万円

証拠金維持率
=9万円(有効証拠金)÷1万円(必要証拠金)×100
=900%

となります。含み損は有効証拠金から引かれていくのでもしロスカット水準が証拠金維持率の100%だとすると8万円の含み損を抱えた時点でロスカットが発動されます。

必要証拠金:1万円
有効証拠金:9万円−8万円(含み損)=1万円
証拠金維持率:1万円÷1万円×100=100%

証拠金維持率が100%になったら残高分が消えるというように思っておけば問題ありません。ロスカット水準が100%であれば残高分が強制的に決済されて失うとしても残高までのはずです。

ではなぜ追証は発生するのでしょうか。

追証が発生する理由

追証が発生する理由として率直にいうとロスカットができずにそのまま含み損がズルズルと大きくなるからです。ロスカットができないというのはどういうことでしょう。

FX業者がロスカットができない理由

FX業者がロスカットできないというのはインターバンク市場の取引が偏りすぎていて顧客が持っているポジションを決済しようとしてもなかなか決済ができないということです。

私たちが利用しているFX会社はカバー先(別名リクイディティプロバイダー)と呼ばれる大手金融機関からレートをもらって私たちに卸しています。

NDD方式の場合はこのカバー先に注文をぶつけることでトレーダーの注文を約定させています。

ロスカットをするためにはFX業者は顧客が持っているポジション(建玉)を反対売買(決済)して損失をそれ以上膨らまさないようにする必要があるのです。

しかしカバー先が十分でない場合なかなか反対売買をすることができずズルズルと追証が発生していくのです。

関連記事:FXのカバー先って具体的にどこ?カバー先の役割とは?

反対売買ができない事例

マイナス残高が膨らむ理由

反対売買というのは難しく考える必要はなく、『買いポジションを保有していたら売ること』『売りポジションを保有していたら買い戻すこと』を反対売買と言います。つまりは決済のことです。

NDD方式の会社はカバー先を通じて市場(インターバンク)に注文を通しているため急激な相場の変動で反対売買ができない場合はロスカット水準を上回ったとしても強制決済をすることができずズルズルと含み損が増えていきます。

例えば10万円の証拠金で1ロットの買いを持っている場合
急激な相場の変動で1,000Pips下落した(−10万円)
→強制的にそのポジションを『売る=新しい買い手が必要』
→インターバンク市場に買い手がいない
→合計1,500Pipsの下落後に買い手が現れる
→500Pips(5万円)のマイナス残高が発生する

このようにロスカットをするためには反対売買をする必要がありますがカバー先によっては十分な流動性を確保できずに反対売買をすることができない場合があります。

その場合反対売買ができるまで含み損が膨らんでいき入金額以上の損失は追証となって請求されることになります。

関連記事:インターバンク市場とカバー先の関係は?

関連記事:NDD方式とDD方式の違いとは?国内FXはほとんどDD業者!?

レバレッジが追証の危険という認識を生む理由とは

ハイレバレッジ=借金になる。というイメージが定着しているのはなぜでしょう。実際に国内FXを利用している人たちにインタビューをしてみると海外は資金がどうなるかわからないという印象が一般的で次にくるのがハイレバレッジが危険という認識です。

ではなぜハイレバレッジが追証を膨らますというイメージにつながったのか見ていきましょう。

実行レバレッジをかけすぎた人が追証を定着させた

先ほど解説したように追証というのはインターバンク市場で決済ができない間膨らんでいくものだとお伝えしました。

この時実行レバレッジをかけすぎていると証拠金に対してマイナス残高が膨らんでいくスピードが異常に早くなるため数Pips程度ロスカットがずれたり数秒単位でロスカットがずれるだけで大きな追証を発生させます。

例)10万円の証拠金/ドル=100円で取引

Bさん(1000倍)
実行レバレッジ1000倍(1億円分の取引が可能)
→1億円÷100円(ドル)=100万枚通貨(10Lot)の購入
→100Pips(0.1円)の逆行でロスカット
→すぐにロスカットができず300Pips(0.3円)ずれた
→30万円の追証が発生

Cさん(3000倍)
実行レバレッジ3000倍(3億円分の取引)
→3億円÷100円(ドル)=300万枚通貨(30Lot)の購入
→33Pips(0.033円)の逆行でロスカット
→すぐにロスカットができず300Pips(0.3円)ずれた
→90万円の追証が発生

このようにあまりにもハイレバレッジで実行レバレッジをかけすぎるとそれだけ大きな金額をインターバンク市場で決済しなければいけません。大きな反対売買を行うには決済できる板が必要になります。

しかし相場が急激に動く際には反対売買の板がつきずらくどんどんとマイナス残高が増え、大きな取引をしている人ほど数Pipsのロスカットの遅さで大きな追証を発生させることになります。

関連記事:FX初心者はA-bookとB-bookの存在を知らないと100%負ける理由

追証になったらどうすればいいのか

入金している金額以上のマイナスを出すと利用しているFX業者から追証の請求がきます。

メールもしくは電話で『追加で証拠金を入金してくれ』という催促がど時明日。株式の場合は15時が締めなのでそれまでに入金するように連絡がきます。

支払わなければ強制決済が行われる

まだマイナス残高になっていない状態でも一定の証拠金維持率を下回ると追証の請求がきます。その際期日内に入金をしなければFX業者から強制劇にポジションを決済されることになります。

というのも利用者が支払わないとすると最初に追証の損失を被るのはFX業者です。リスクがあるので先に利用者のポジションを強制的に決済しにかかります。

不足金の請求書を無視すると裁判所からの一括請求が行われる

強制決済がされるのは入金額以上の損失を被っていない場合です。

もし入金額以上のマイナスを出してしまった場合にはマイナス分をFX業者に支払わなければいけません。

もしこの支払いを無視すると裁判所を通じて一括請求を求められます。それでも無視すれば財産の差し押さえなどで家や車などの資産を奪われてしまうことになります。

追証を支払うまでの流れ

追証が発生

強制決済

マイナス残高分を請求される(FX業者から連絡が来る)

指定の口座に入金する

追証支払いが完了(口座のマイナス残高も戻る)

追証にならない3つの方法

損切りをする

基本的に追証にならないようにも損切りは絶対にするようにしましょう。

特にFX初心者の場合はプロスペクト理論を勉強するといいですが『損小利大』を理想とするFXを『損大利小』としてしまうのです。つまりチキン利食いをして損失は被りたくないという典型的な負ける事例です。

しかし含み損を持ち続けるのは追証の可能性もありますので損切りをしっかりできる状態でFXに挑むようにしましょう。もしFXの初心者であれば最初はデモ口座を開設して取引をするのがいいのではないでしょうか。

実効レバレッジをかけすぎない

FXで追証を発生させないためにも実効レバレッジをかけすぎないように注意して取引をする必要があります。実効レバレッジとは実際に取引で使っているレバレッジのことで最大レバレッジのことではありません。

仮に10万円の証拠金で25倍のレバレッジをかければ250万円分の取引が可能です。

この時250万円分の取引をすれば実効レバレッジは25倍。150万円分の取引をすれば実効レバレッジは15倍。となります。実効レバレッジをかけすぎてあまりに大きな取引をすると反対売買することができず、数Pipsのずれで大きな損失となるので追証になった場合相当な金額となってしまいます。

実効レバレッジを抑えて取引するようにしましょう。

海外FXを利用する

最後に最も簡単に追証を発生させない方法として海外FXを利用することが挙げられます。

海外FXでは国内FXではありえないほど充実したサービスを提供しており

・追証なしのゼロカットシステム
・未入金のままでも取引できる豪華なボーナス制度
・ロスカット水準が国内の5分の1程度

という驚きの取引環境です。初心者にとっては少額から取引が可能で万が一マイナス残高(追証)を発生させてしまったとしても追証を支払う必要がないのです。

追証なしのゼロカット

海外FXでは顧客の損失をFX業者が負担してくれるゼロカットシステムが主流となっており利用者のリスクは最大でも入金額までとなっています。

なぜ国内FXが追証が発生するかというと日本の証券取引法で『金融機関が顧客の損失を負担することを禁じている』からです。

国内FX業者は金融庁の管轄であり法律で定められているので追証を補填することはできません。

しかし海外FXの場合日本の法律に縛られないため顧客のマイナス残高を補填してもなんら違法でもないのです。

つまり海外FXを利用している以上追証になることはなく1万円からでもハイレバレッジでアクティブな取引をすることができるのです。

ボーナス制度

海外FXでは口座開設をするだけで得られる未入金ボーナスがあります。口座開設をして本人確認書類を提出すると3,000円〜30,000円のボーナスが自動で付与されます。

このボーナスはそのまま出金することはできませんが取引に利用することができ利益はそのまま出金することができるのでノーリスクのまま利益を出すことが可能です。

少額の入金からでも海外のレバレッジを利用すれば国内FX以上の取引も可能となります。GEMFOREXという海外FX業者は口座開設ボーナス3万円と最大1000倍のレバレッジを提供しているため3000万円分の取引を可能にしてくれます。

国内FXで3000万円分の取引をするためには120万円の証拠金が必要なので国内FXで120万円で取引できる金額は海外FXでは0円から取引することができてしまうのです。もちろん追証が請求されることもないのでリスク0でリターンは無限大ということになります。

ストップアウトレベルが低い

海外FXの特徴としてはストップアウトレベル(ロスカットの証拠金維持率)が低いということがメリットです。国内FXの相場としては証拠金維持率が100%を下回るとロスカットが発動されますが海外FXの相場は20〜50%程度です。

海外FXでもロスカットレベルが低いところでは証拠金維持率が0%になるまでロスカットされず、また追証も発生しないというFX業者守ります。

ロスカットされずらくボーナスから取引も可能な海外FXは国内FXよりも少額投資家やFX初心者にいいでしょう。

追証まとめ

追証は入金している金額を失って、かつ追加で入金を催促される鬼のような存在です。

レバレッジをかけて元本以上の取引をするFXにおいては入金額以上の損失を出す可能性は常にあります。

追証を求められたら最悪の場合財産も持ってかれることになります。追証になることだけは避けるようにするのが賢明でしょう。

上記で解説した追証にならないための3つの方法を駆使するとともにFX初心者や少額投資家の方は国内よりも海外FXを利用したほうがいいかもしれません。

関連記事:FXの追証の支払い義務はあるの?追証が払えない場合の対処法とは


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