
TitanFXはスタンダード口座とブレード口座の2つの口座タイプを提供しています。
厳密にはイスラム口座とMAM/PAMM口座も含めれば4種類になりますが私たち日本人が一般的に利用するとすればスタンダード口座とブレーと口座の利用になるでしょう。
今回はTitanFXのスタンダード口座とブレーと口座の違いを徹底的に比較検証していくとともに、どちらの方がお得なのか。どのように活用していけばいいかまで初心者でもわかりやすく丁寧に解説していきます。
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Contents
TitanFX 2つの口座タイプの違い
口座タイプ | スタンダード口座 | ブレード口座 |
---|---|---|
注文処理方法 | STP方式 | ECN方式 |
最大レバレッジ | 500倍 | 500倍 |
最低入金額 | 2万円〜 (入金方法による) | 2万円〜 (入金方法による) |
平均スプレッド | 1.2Pips~ | 0.1Pips~ |
売買手数料 | なし | 3.5$/ロット |
取引通貨単位 | 10万通貨/ロット | 10万通貨/ロット |
最小取引単位 | 0.01ロット (1,000通貨) | 0.01ロット (1,000通貨) |
追証 | なし | なし |
EAの利用 | ○ | ○ |
TitanFXはスタンダード口座もブレード口座もどちらもNDD方式です。
スタンダード口座はSTP方式でありブレード口座はECN方式です、どちらもNDD方式であることは変わりませんがより透明性の高いのはECN方式のブレード口座です。
Straight Through Processing方式の略称であり顧客の注文を一度FX業者のサーバーが約定し、カバー先に流すためほんの一瞬ですがノミの状態が発生します。
ECN方式とは
Electronic Comunicaton Network方式の略称ですが日本語では”電子私設取引所”と訳されます。STP方式がFX業者を経由しますがこのECN方式はインターバンク市場にそのままアクセスするためFX業者は注文に一切介入しません。その代わりプラットフォーム利用料として売買に一定の売買手数料がかかります。
スタンダード口座の特徴
売買手数料はかからない
スタンダード口座は売買手数料がかからないので表面スプレッドだけが取引にかかるコストになります。
売買手数料が別途かかることはないのでFX初心者の方はわかりやすいです。
最初はスタンダード口座の方が見方がシンプルなのでオススメです。
スプレッドが多少高い
スタンダード口座の方がブレード口座よりもスプレッドは広いです。
というのもSTP方式のため一瞬だけTitanFXのサーバーが顧客の注文を呑む時間が発生します。その時に相場が急変したりすると損失になる可能性があるのでSTP方式の方がスプレッドが高く設定されています。
口座タイプ | スタンダード口座 | ブレード口座 (7$/ロット) |
---|---|---|
USDJPY | 1.29Pips | 0.31Pips (1.01Pips) |
スプレッドはスタンダード口座よりもブレード口座の方が圧倒的に高いものの、売買手数料を考えると0.3pips程度しか違いませんのでスキャルピングで1日に何十回と売買をするような人はブレード口座を選択するのがいいでしょう。
ブレード口座の特徴
スプレッドが最小0.0Pipsと業界トップクラス
TitanFXのブレード口座の最小スプレッドは0.0Pipsと業界でもトップクラスです。
ブレード口座は別途売買手数料がかかりますが1往復ロットで7$(0.7Pips)なので最小0.7Pipsの取引コストで売買が可能です。
関連記事:TitanFXのスプレッド一覧とオススメな通貨ペアまでまとめてみた
売買手数料が別途かかる
売買手数料が別途かかるので表面スプレッドとは別にかかるコストを考えながら取引をしなければいけません。
売買手数料は取引をする際に必ずかかるものです。
XMのゼロ口座が1ロットあたり10$の売買手数料がかかることを比べればTitanFXは売買手数料は1往復ロットで7$と安い方でしょう。
スタンダード口座とブレード口座の共通点
高速約定
ナスダック上場企業 エクイニクス社のサーバーを利用
TitanFXの最大の特徴でもある高速約定を実現しているのが米国ナスダックに上場しているエクイニクス社のサーバーを利用していることが理由でしょう。
TitanFXが契約しているエクイニクス社のサーバーはNY4ファイナンシャルデータセンターのサーバーにつながっているため米国金融街でもあるウォール街と物理的にも近い距離から低遅延・高約定の取引が可能となります。
約定力に定評があるのでスキャルピングや大口ロットを取引する資金力のあるトレーダーにオススメです。
50を超えるリクイディティプロバイダーとの契約
TitanFXの契約しているエクイニクスサーバーは多くのリクイディティプロバイダーのサーバーと隣接していることもTitanFXが高速約定を実現している理由ですね。
これらのリクイディティプロバイダーと契約することによって最もいいレートを引っ張ることで他の海外FX業者と同じくらいのマークアップをしたとしても原価が安いため私たちにおりてくるレートも安いということですね。
TitanFXの高速約定はエクイニクス社の強靭なサーバーと豊富なリクイディティによって実現しているのです。
追証なしのゼロカット
TitanFXはゼロカットなのでマイナス残高を出しても追証を請求されることがありません。
TitanFXはゼロポイントテクノロジーを採用しているため急激に相場が変動したとしてもロスカット水準に達し次第自動的にロスカットが発動するシステムが組み込まれています。
それでもなおマイナス残高が出てしまえばTitanFXがそのマイナス残高を補填するのでリスクは最大でも入金額までとなっています。
関連記事:海外FXのゼロカットとは?追証が発生しないのは呑まれているから?
どちらもロスカット水準は20%
TitanFXのロスカット水準は証拠金維持率が20%に達した時点で発動されます。
ロスカット水準が20%と低いのでそれだけ大きなロットを貼ることも可能です。
関連記事:TitanFXでマイナス残高がリセットされない原因と対処法とは
スキャルピングやEAトレード
TitanFXはスタンダード口座もブレード口座でもどちらもスキャルピングや両建てはOKです。
どちらもNDD方式でありTitanFXは売買手数料が主な収益なので大量に売買してくれるスキャルピングトレーダーやEAトレーダーは歓迎されます。
TitanFXをスキャルピングトレードをするために利用するのであればブレード口座を。
EAトレードをするために利用するのであればスタンダード口座をお勧めします。
関連記事:多くの人が間違えているNDD方式とDD方式の正しい理解
最小入金額は2万円〜
TitanFXのスタンダード口座もブレード口座もどちらも最低入金額は2万円からとなっています。
しかし入金手段によっては2万円以下でも可能なので詳しくはこちらの記事をご覧ください。
関連記事:TitanFXの入金方法や手数料、その他事前に知っておきたい注意点まとめ
両建てもOK
TitanFXはどちらの口座タイプも両建てしても一切問題ありません。
しかし複数口座を開設してゼロカットの盲点を突くような両建ては禁止行為となっておりその場合はマイナス残高も補填されず追証を請求される可能性があるので両建てをするのであれば必ず同一口座で両建てをしましょう。
関連記事:TitanFXで両建てはNG?両建てするメリットとデメリットを余すことなく解説します
TitanFX口座タイプのまとめ
TitanFXの口座はスタンダード口座とブレード口座の2つのタイプがありますがどちらもNDD方式のためTitanFXから約定拒否やリクオートスリッページなどの意図的な介入が入ることはないでしょう。
またTitanFXはどちらの口座タイプも業界の平均値よりもスプレッドが低く約定力も高いのである程度の資金力のあるスキャルピングトレーダーや大口トレーダーにお勧めです。