ボーナスの光の側面ばかりをみていると”こんなはずじゃなかった”なんて思うことにもなりかねませんので今回はボーナスの闇。つまりボーナスがないことによるメリットを徹底的に解説していきます。
この記事を読んだ後には視界が広くなり今後どの海外FX業者を利用していこうか考えるいい機会になると思いますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
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Tradeviewにボーナスはない
Tradeviewにはボーナスがありません。
しかしTradeviewにはボーナスがないからこそ低スプレッドで取引制限なしの高約定率な取引環境を提供してくれています。
そもそもTradeviewがターゲットとしているのもトレード歴中上級者でしょう。実際の利用者をみてみてもTradeviewを利用しているのはある程度の経験値を積んだFXトレーダーばかりです。
ボーナスがないことによるメリットは以下の通りです。
・低スプレッドの取引環境を提供することができる
・cTraderなどの最先端プラットフォームを提供できる
・豊富なリクイディティプロバイダーを用意することができる
・エクイニクス社の強度なサーバーと継続的に契約することができる
・ボーナスがないからこそ出金トラブルになりにくい
上記のようにボーナスがないことによるメリットがありますが1つずつ丁寧に解説していきます。
関連記事:Tradeviewの出金方法や手数料、その他事前に知っておきたいルールまでわかりやすく解説
Tradeviewが低スプレッドの取引環境が提供可能なのはボーナスがないから
Tradeviewが売買手数料や表面スプレッドなどの合計取引コストが業界でもダントツでNo1なのはボーナスをつけていないからといっても過言ではないでしょう。
ボーナスをつけてくれるFX業者というのはB-bookの業者でデータ上付与している場合とA-bookで本当に自社マネーを付与しているところと2つの種類があります。
何れにせよボーナスをつけて真っ当にECN方式を提供するのであれば自社が負担する必要があるためボーナスをつけたとしてもスプレッドを上乗せして自社の利益を高め、最初に付与明日ボーナス分の赤字を回収しなければいけません。
そのためにはスプレッドを上乗せする必要がありますがTradeviewはあえてボーナスを提供しないことによってボーナスのコストを削減しているのです。
ボーナスがなく余計なコストも発生しないため最低限のマークアップだけで私たち利用者に提供することができるのです。
※マークアップとはFX業者がインターバンク市場から仕入れたレートに手数料を上乗せすること。
関連記事:Tradeviewのスプレッドや手数料を全検証!CFDや仮想通貨まで他業者と徹底比較!
cTraderやCurrinexなどの最先端取引プラットフォームを提供することができる
海外FXの取引プラットフォームのスタンダードはメタクオーツ(MT4,MT5)ですがその他にもcTraderやCurrinexなどの裁量トレーダーや機関投資家向けの取引プラットフォームもあります。
これらの取引プラットフォームはTradeviewが私たち利用者に対して無償で提供していますが開発元の会社にはTradeviewからライセンス利用料を支払っています。
cTraderで言えばメンテナンス費用や導入費用で500万円程度はかかります。メンテナンス費用や継続費用でも一定の金額はかかるため、FX業者に継続的な利益が発生していなければそれらのプラットフォームを維持し続けることはできないでしょう。
しかしTradeviewは業界の中でも最も多彩で合計4種類の取引プラットフォームを提供しています(MT4,MT5,cTrader,Currinex)。
ボーナスというコストを削減してトレーダーに新たな取引環境を自腹で整えてくれているということを利用者は知っておく必要があるでしょう。
関連記事:TradeviewのcTrader以上のECN口座は存在しない!他業者のスキャルピング口座と比較してみた
豊富なリクイディティプロバイダーを用意することができる
Tradeviewがボーナスをつけていないことによってコストを削減することができます。そしてコストを削減した部分を用いて多くのリクイディティプロバイダーと契約することができます。
※リクイディティプロバイダーとはカバー先のこと。カバー先の総称がリクイディティプロバイダー。
このリクイディティプロバイダーー(カバー先)が豊富でそこからTradeviewが最も安いレートを選別して提供してくれるため最小0.0pipsのスプレッドの取引環境を享受することができます。
エクイニクス社の強度なサーバーと継続的に契約することができる
Tradeviewは低スプレッドも売りにしていますがその低スプレッドの信頼性を強固にするものとして”約定力の高さ”にも定評があります。
この約定力の高さを実現しているのはニューヨークデータセンター内にあるエクイニクス社のサーバーを利用しているからであり物理的にリクイディティプロバイダーとのサーバー距離を縮めることによって高い約定力を確保しているのです。
このエクイニクス社はナスダックにも上場している一流サーバー会社ですが私たちが普段利用するようなVPSのようなものではありません。
より高性能でより高価なものですがTradeviewはボーナスをなくすことで浮いたお金をエクイニクス社との契約費用に利用し、私たち利用者のトレード環境を向上させようとしてくれているのです。
関連記事:Tradeviewのレバレッジ制限や規制についてわかりやすく解説します
ボーナスがないからこそ出金トラブルになりにくい
Tradeviewはボーナスがつかないからこそ出金トラブルに巻き込まれにくいです。
他の海外FX業者で基本的にトラブルになることとしてはボーナスを悪用したとしてトラブルになることがありますが、Tradeviewはそもそもボーナスがないためこのような出金トラブルなどに巻き込まれにくいのです。
ボーナスがあることによるデメリット
確かにボーナスが豊富についたほうがいいという人もいるでしょう。
実際、Tradeviewの最低入金額はXLeverage口座以外は全て10万円からの入金が必須となっています。
これは他の海外FX業者と比べて割高の数字でありある程度の資金がなければいきなり10万円の証拠金を入金することはできないでしょう。確かにボーナスが沢山つくことによって資金効率を上げて利益を大きくすることができます。
しかしボーナスがつくということは上記で解説したメリットがデメリットとなります。具体的には
・スプレッドが広い傾向にある
・呑み業者の可能性がある
・取引環境にかけるコストを渋っている可能性がある
・出金トラブルになる可能性がある
・ボーナス分の損失は残高から差し引かれる
スプレッドが広くなり、取引環境を充実させないというのはボーナスを提供している分余計なコストが発生しているためスプレッドを高くしないとコストの回収ができなくなってしまうからです。
またボーナスを豪華につければつけるほどコストが大きいため新しいプラットフォームの導入費用やサーバーの増強などができなくなり取引環境の向上に繋がりません。
関連記事:Tradeviewの入金方法を画像で解説!最もお得な入金方法は?
呑み業者の可能性がある
ボーナスというのはそもそも架空のお金です。本当にFX業者がボーナス分の取引を負担してくれている場合もあれば完全呑み業者だからこそ豪華なボーナスを提供することができるところもあります。
前者のようにボーナスを本当に負担している場合はボーナスは渋いことが多いです。反対に豪華すぎるようなボーナスは完全呑み業者でありストップ狩りやリクオート、果ては出金しようとしてもさせてくれないところすらもあります。
ボーナスが高いからここにするというような甘い誘惑に負けてはいけないということを頭の片隅に入れておきましょう。
ボーナス分の損失は残高から差し引かれる
ほとんどの人が意識していないところですがボーナスを使って出した損失は残高から差し引かれていきます。ボーナスはそのまま出金することができないことがほとんどで取引に利用することができます。
ボーナスを使って出した利益も損失も全て残高が増減するためもし損失となったらより大きな損失となり入金した金額がどんどん減っていき出金できる金額がどんどん減っていきます。
利益率の高いトレーダーならボーナスを効果的に利用することができるかもしれませんが初心者で負けることの方が多い人はボーナスのせいで寿命が短くなるということですね。
Tradeviewのボーナスまとめ
Tradeviewはボーナスがない分、取引環境の向上に資金を充てることができています。そのため従来のMT4やMT5のみならずcTraderやCurrinexなどの最先端取引プラットフォームや高約定力を実現するエクイニクスサーバー、その他リクイディティプロバイダーの増強を行うことができています。
Tradeviewは小学初心者トレーダー向けではなくあくまでもある程度の資金力のある中上級者向けのFX業者です。レバレッジ200倍〜400倍程度で軍資金が10万円以上用意することができるというのであればTradeviewを利用するのがいいのではないでしょうか。