TradeViewは2004年から運営している老舗海外FX業者ですが近年になって日本市場に進出してきたことから徐々に知名度を上げてきました。
Tradeviewは主に裁量トレーダーから愛用されており信頼性や安全性の高い海外FXです。
会社名 | Tradeview LTD |
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会社住所 | Grand Cayman, KY1-1002; 5th Floor Anderson Square, 64 Shedden Rd, PO Box 1105 |
金融ライセンス | Cayman Island Monetary Authority (CIMA) |
ライセンス番号 | #585163. |
連絡先 | メインオフィス : +1345 945 6271 電話番号: +1 345 946 4532 |
代表取締役(CEO) | Timothy Furey |
会社従業員 | 10名〜 |
最大レバレッジ | 400倍 |
取引プラットフォーム | MT4 MT5 cTrader Currinex |
最低入金額 | 2万円〜 |
この記事でわかること
・Tradeviewの強み
・Tradeviewの弱み
・どんな人が向いているのか
Tradeviewの強み
日本人口座に対応した金融ライセンスを保有してる
Tradeviewはケイマン諸島(CIMM)の金融ライセンスを取得しています。
CIMMの金融ライセンスは日本人口座も規制の対象となっているのでTradeviewが万が一何かした場合には日本人顧客も規制の対象となるので守られる可能性は高いです。
Tradeviewがケイマン諸島の金融ライセンスを保有している限り安心してトレードすることができます。
ILC口座のスプレッドが業界最高水準
TradeviewのILC口座の平均スプレッドは全通貨0.2Pipsと業界最狭水準です。ILC口座は売買手数料がかかるのでスプレッドが狭いですが外付け手数料も1往復ロットあたり5$と非常に優秀です。
Tradeviewは他の海外FX業者よりも取引コストがかからないのでスキャルピングトレードがしたい人にとっては取引コストを抑えて利益をより多くあげることができるでしょう。
関連記事:Tradeviewの口座タイプを検証してみたらILC口座が最強だった件
約定が安定している
Tradeviewの約定力には業界でも定評があります。その理由としてはナスダック上場企業でもあるエクイニクス社のサーバーを利用し、50社以上のリクイディティプロバイダーと契約しているからです。
エクイニクス社のサーバーの強度
エクイニクス社は米国のIT企業が上場するナスダックにて取引されている米国一流IT企業です。
このエクイニクス社のサーバー強度が高いことから経済指標発表時などに多くの利用者がサーバーにアクセスして取引をしたとしても取引に支障を与えないようにすることができています。
豊富なリクイディティプロバイダーとの契約
Tradeviewは50社以上の豊富なリクイディティプロバイダーと契約していることからインターバンク市場から最も安いレートを引っ張ってくることができます。
リクイディティプロバイダーが豊富であるからこそ低スプレッドと高約定力を誇り、スキャルピングや大口トレーダーから人気を博しているのです。
取引銘柄107種類と豊富
FX通貨ペア | 株式 | 株式インデックス | エネルギー 貴金属 |
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36種類 | 37種類 | 7種類 | 5種類 |
TradeviewはFX通貨ペアから株式まで幅広く取り扱っていますが中でもETFを取りあつお買っている海外FX業者は非常に少ないのでETFトレードをレバレッジをかけて取引したい人はTradeviewがピッタリでしょう。
スワップポイントが高い
Tradeviewのスワップポイントは高めに設定されています。高めに設定されているというよりも他の海外FX業者のようにスプレッドをがめって来るわけではないのでインターバンクのレートに近いスワップポイントをもらうことができるということです。
買いスワップポイント(10万通貨あたり)
NZDCHF:570円
USDJPY:230円
AUDJPY:200円
売りスワップポイント(10万通貨あたり)
USDBRL:2680円
USDTRY:430円
GBPAUD:200円
Tradeviewは低スプレッドと高約定力から中上級者のスキャルピングトレーダーにも人気ですが人気のスワップポイントも高めの設定になっているのでデイトレーダーやスイングトレーダーなどポジションを翌日に持ち越す人にもメリットがあります。
口座開設がスムーズ
Tradeviewでは必要書類を準備すれば最短5分で口座開設することが可能です。
Tradeviewに必要になる書類は
・顔写真付き身分証明書
・現住所証明書
顔写真付き身分証明書
・運転免許証
・パスポート
・マイナンバーカード
現住所証明書
・住民票
・公共料金受領証
・クレジットカード請求書
※発行から3ヶ月以内のもの。顔写真付き身分証明書と住所登録が一致していること。
これらがあればTradeviewで5分ほどで口座開設を済ませることができます。
NDD方式で透明性が非常に高い
Tradeviewは全ての口座タイプがNDD方式のため利用者が取引してくれればしてくれるほど取引手数料が入ってくるWin-Winの関係になります。
したがって顧客との利益が相反するDD業者のように
・不利な約定
・サーバー停止
・ストップ狩り
・スリッページ
・リクオート
などの業者からの意図的な介入がないので安心して取引することができます。
関連記事:Tradeviewの全商品ペアのスプレッドを徹底比較!株式から商品CFDまでわかりやすくまとめてみた
禁止行為や取引制限がない
Tradeviewでは禁止行為や取引制限がないためスキャルピングやEAトレードに制限なく取引することが可能です。
NDD方式ということもあり売買頻度の高いスキャルピングトレーダーやEAトレーダーは歓迎されます。DD方式の業者はスキャルピングやEAトレードはディーラーが捌き切れなくなるのでこれらの売買頻度の高いトレーダーはいちゃもんをつけられて出金停止や口座凍結などの被害に遭う可能性があります。
cTraderを利用して板情報をリアルタイムで見ながら取引できる
cTraderを利用することによってリアルタイムで板情報を見ながら取引することができます。海外FXの取引プラットフォームのスタンダードは依然としてMT4ですがこれでは板情報を見ることができません。
cTraderを提供しているTradeviewで取引することによってインターバンク市場の売買板を閲覧しながらトレードすることができます。
これによって市場に板がある限りどれだけ大口ロットでも必ず約定されるので取引量の制限もないのは大口トレーダーにとってメリットですね。
関連記事:TradeviewのcTrader口座を他業者と徹底比較してみてダントツで使い勝手が良かった話
24時間サポート・日本語対応抜群
Tradeviewでは公式HPやサポートが完全日本語対応しているため言語による障壁はないでしょう。
Tradeviewのサポートへ連絡する方法は
・メール
・ライブチャット
・コールセンター
これらのサポート体制は平日24時間稼働しているため平日であればいつでも迅速なサポートを受けることが可能です。
言語も外国人が翻訳するような日本語ではなくネイティブ日本人スタッフが常駐しているので難しい話でも問題なくやりとりすることができます。
私がオススメする方法は待ち時間がなくスムーズに問い合わせすることが可能なライブチャットですがTradeviewの公式HPやマイページから気軽に問い合わせすることができます。
ゼロカット搭載で追証なし
Tradeviewはゼロカットなので追証が発生することがありません。豊富なリクイディティプロバイダーを要していることからロスカットの際には十分な板を確保できていますがそれでも市場が急激に変動して顧客にマイナス残高が発生した場合にはTradeviewが補填してくれます。
ゼロカットとは
急激な相場変動によってロスカットが間に合わなかった場合、入金額以上のマイナス残高(追証)が発生します。このマイナス残高分をFX業者が補填することで投資家は入金額以上にマイナスになることはありません。追証を支払う必要がないのです。国内FXでは金融商品取引法にて顧客の損失を補填することは禁止されていますがTradeviewはケイマン諸島の海外FX業者なので日本の法律には規制されず、ゼロカットを提供しても一切問題がないのです。
投資家はTradeviewを利用している以上入金額以上にマイナスになることはありません。
リスクは最大でも入金額までに限定されていることは大口トレーダーやハイレバトレーダーにとって非常に心強いですね。
海外FX業者では稀な信託保全をしている
Tradeviewは信託保全をしているため万が一倒産したとしても私たちの資産は信託銀行から返還されます。
信託保全とは
信託保全とは顧客の資産とFX業者の資産を分別して管理する分別保管の1種です。分別保管の中で最も信頼性が高く投資家の資産(現金)はFX業者とは別の信託銀行に保管されFX業者と資産が分離されて保管されます。資産の権限は投資家にあるので万が一FX業者が破産したとしても私たちの資産は保全されるということです。
Tradeviewが施工している信託保全は1人あたり35,000ドル(約400万円程度)なのでそれ以上口座に入れておかなければTradeviewによる問題で私たちが被害に遭うことはありません。
海外FX業者で信託保全をしているところは片手で数える程度しかありませんが信託保全をつけているということはそれだけ今後も真っ当に営業をしていくという証なのではないでしょうか。
Tradeviewの弱み
ロスカット水準が100%と高い
Tradeviewのデメリットとしてはロスカット水準が証拠金維持率の100%と少々高めです。
これは追証を発生させないためにあえて高いロスカット水準を提供していますが海外FXのロスカット水準の相場が50%であることを比べればロスカットされるまで早くなります。
ロスカット水準が高いのであまりに実行レバレッジをかけすぎてしまうとすぐにロスカット(全溶けではない)が発生するのである程度の資金があってリスク管理をしながらトレードができる人向けのFX業者です。
Tradeview
・マージンコール:100%
・ストップアウト:100%
Tradeviewのマージンコールもストップアウトレベル(ロスカット水準)も証拠金維持率が100%を下回った時点で発動するのでずっと相場を見ていられない、副業程度にトレードをしている人は気づかないままロスカットされてしまう可能性があります。
ILC口座の最低入金額が10万円からと高い
Tradeviewで最も人気を博しているILC口座ですが最低入金額が10万円以上からと高い設定になっているので少々ハードルが高めの設定になっています。
低スプレッドと高約定力のILC口座の取引環境を10万円以上の証拠金がないと試すことができないというのは少々もったいないですがTradeview自体がある程度の資金力のある中上級者向けのFX業者であるので最低入金額の低い状態から取引するのであれば他の海外FX業者を利用するようにしましょう。
関連記事:Tradeviewの入金方法や手数料、その他注意点まとめ
Tradeviewでよくある質問
出金トラブルなどありますか?
A:現在のところありません。
Tradeviewは2004年から16年間の運営実績を誇りますがこれまで出金拒否やトラブルなどの問題はほとんどありません。
ほとんどというのは『Tradeviewの利用規約違反』をして出金拒否やトラブルなどになった事例はあります。口座名義などが異なるところにはマネーロンダリング防止のため出金できなかったりしますが悪質な出金拒否はないので安心して利用することができるでしょう。
関連記事:Tradeviewの出金方法や手数料をわかりやすく解説
Tradeviewの評判まとめ
TradeviewはFX中上級者に愛用されている海外FX業者です。2004年から営業をしているのに日本人利用者が少ないのは近年になって日本市場に進出してきたからであり海外では非常に知名度と信頼性の高いFX業者です。
メリットが多くガチガチの裁量トレーダーに向いていますが初心者でも透明性と安全性の高い取引環境がいいというのであればTradeviewを利用することはメリットだと言えるでしょう。