今回はTradeview出金方法や手数料、出金に関するルールなど注意点を含めて丁寧に解説していきます。
Tradeviewの出金はこちらのページから行います。
Contents
Tradeviewで出金をする前に知っておきたい注意点
Tradeviewで出金をする前に知っておきたい注意点として以下の6つの事項を頭に入れておきましょう。
・出金手段は入金額と同額までは同一ルートである必要がある
・土日は営業時間外だからやっていない
・クレジットカード入金は返金処理となる
・手数料は基本的に無料
・利益の出金は海外銀行送金での出金となる
・複数の入金手段の場合は優先順位がある
6つも気をつけなければいけないのかと思うかもしれませんが他の海外FX業者でも共通している事項になるためすでに知っているよという人であれば復習程度で問題ありませんが海外FX初心者の場合は先に知っておきましょうね。
Tradeviewから出金する場合は入金額と同額までは同一ルートである必要がある。
Tradeviewは合計17種類の入金手段がありますが入金額までと同額は入金手段と同じルートにて出金をする必要があります。
例えばクレジットカードで入金をした場合はクレジットカード出金を申請する必要があり、海外銀行送金で入金した場合は海外銀行送金で入金した金額と同額までは出金しなければいけないということです。
これはTradeviewのみならず多くの海外FX業者がOECD(経済協力開発機構)が推進するAML(アンチマネーロンダリング)規約を遵守しているからであり、これを破ってしまえば営業停止処分などの被害を受ける可能性があるためTradeviewはこの規約を遵守しています。
入金額と同額までは必ず入金手段と同じ方法で出金することで資金の透明性を確保し、脱税を予防しているのです。
関連記事:Tradeviewの入金方法や手数料、その他注意点まとめ
Tradeviewは土日は営業時間外。出金処理はされない
Tradeviewは市場が閉まっている土日は営業時間外です。営業時間外なので金曜日の深夜や土日に出金申請をしても翌週の営業時間内に出金処理がされます。
特に海外銀行送金にて出金申請をする場合、中継銀行の営業時間にも左右されるため余裕を持って出金申請をする必要があります。
最も遅延する出金として考えられるのは海外銀行送金で金曜日の夕方に出金申請をすることです。
金曜日(夕方):海外銀行送金での出金をTradeviewに申請
土曜・日曜日:Tradeviewは休業なので出金処理はされない
月曜日:Tradeviewから海外銀行送金の出金処理がされる
火曜〜金曜:中継銀行次第だが海外銀行送金にて着金する
このように土日をまたいでしまうと1週間程度かかることになります。海外銀行送金は間に何行も銀行が介入するため手数料も時間もかかります。余裕を持って出金申請をするようにしましょう。
クレジットカード入金は返金処理となる
Tradeviewにクレジットカード入金をした場合はクレジットカードにて出金をする必要がありますがその際には返金処理という形になるためクレジットカード会社への返金手続きが取られます。
入金額まではクレジットカード会社に返金されるため自分の銀行口座に着金させることはできません。
また後ほど詳しく解説しますがクレジットカード入金をしたとしても利益分は海外銀行送金にて出金することができますが何かとトラブルになりやすいクレジットカード入金と出金は慣れていない人はオススメしません。
※2020年5月:Tradeviewはクレジットカード入金に日本円が対応していません。
Tradeviewへ支払う出金手数料は基本無料
Tradeviewへ出金申請をした際にかかる出金手数料は無料です。
あくまでもTradeviewに出金申請をして処理してもらう手数料が無料なだけであり海外銀行送金であれば中継銀行などにかかる手数料は利用者が負担しなければいけません。
利益の出金は海外銀行送金での出金となる
入金額と同額までは入金手段と同じ方法で出金をする必要がありますがトレードで得た利益分に関しては海外銀行送金にて出金をする必要があります。
海外銀行送金には3〜5営業日かかるほか、手数料も5000円程度かかるため手数料も考慮して出金額を調節しましょう。
複数の入金手段の場合は優先順位がある
Tradeviewで複数の入金手段がある場合は出金の際に優先順位があります。
【Tradeviewの出金方法優先順位】
1:クレジットカード
2:Bitwallet
3:海外銀行送金
複数の手段で入金した場合の出金例)
1回目:海外銀行送金で10万円の入金
2回目:Bitwalletで15万円の入金
3回目:クレジットカードで20万円の入金
クレジットカードで入金したのが最後ですが、出金する場合最初の20万円まではクレジットカード出金が優先されるため他の出金方法で申請をしても拒否されます。
クレジットカード出金で20万円を引き出した後に初めてBitwalletで入金額と同額まで出金し、あとは利益と元本を海外銀行送金にて出金をすることになります。
関連記事:Tradeviewの口座タイプを比較したらILC口座が最強だったわけ
Tradeviewから出金する手続き方法
Tradeviewはマイページから出金をするのではなく出金専用フォームから申請をする必要があります。
TradeviewはMT4,MT5,cTraderなど複数の口座タイプを提供していますがマイページで一括で管理されているわけではないためそれぞれのページにログインをする必要があります。
したがってMT4口座から出金したい場合はMT4の口座番号でログインし、cTrader口座から出金したい場合はその口座版腕ログインしないといけません。
・口座名義:Tradeviewの口座に登録してある名前をローマ字で入力する
・Tradeview口座番号:出金元の口座番号を入力
・電話番号:電話番号(Tradeviewから出金処理に問題があった場合に連絡が受け取れること)
・ご登録メールアドレス:Tradeviewに登録してあるメールアドレス
・出金額:口座から出金したい金額
・口座の通貨:JPYなどを選択する
・出金理由:出金する理由を英語で入力する。
出金理由はなんでもいいです普通に利益を出金したいからと言えば問題ありません。
・I need money for personal use(お金を個人的なことに利用したいから)
・I want to withdraw my profit(利益を出金したいから)
・I need my profit for credit card payment(クレジットカードの支払いに利益を充てたいから)
などなんでもいいです。Tradeviewがコンプライアンス上一応聞いているくらいだと思いますので厳密な審査が入るとかはありません。
出金方法を選択しますが必ず『入金した金額と同じ金額までは同じ手段』ということを忘れないでください。
Bitwallet出金を選択した場合
Bitwalletを選択したらメールアドレスを入力します。
この時入力するメールアドレスは『Tradeviewに登録してあるメールアドレスと一致していること』を確認してください。
もし異なるメールアドレスを登録している場合はBitwalletのメールアドレスを変更しましょう。
関連記事:Bitwalletに登録してあるメールアドレスの変更方法を画像で解説
海外銀行送金を選択した場合
出金手段として『銀行送金』を選択した場合は以下の情報を入力する必要があります。
・銀行口座名義人:出金先銀行口座に登録してある名前(ローマ字で)
・銀行名:例:みずほ銀行→Mizuho Bank
・銀行住所:住所を英語で入力(こちらから住所を日本語から英語に変換できます)
・銀行口座番号:自分の銀行口座の番号を入力
・銀行口座名義人住所:自分の住所を入力(こちらから住所を日本語から英語に変換できます)
・中継銀行名:任意のため記入不要
・スイフトコードor ABA番号:SWIFTコード検索はこちら
※SEIFTコードとは世界中の金融機関に割り振られたコードです。マイナンバーが日本国民1人1人を識別するための番号であればSWIFTコードとは金融機関のマイナンバーのようなものです。
参考:主要銀行のSWIFTコード(海外銀行送金に対応している銀行)
銀行名 | 英語表記 | SWIFTコード | 支店名 | 受取人口座番号 |
---|---|---|---|---|
三菱東京UFJ銀行 | MUFG Bank,LTD. | BOTKJPJT | 本店:HEAD OFFICE 支店:〇〇BRANCH | 店番(3桁)-口座番号(7桁) |
みずほ銀行 | MIZUHO BANK,LTD. | MHCBJPJT | 支店名:〇〇BRANCH | 店番(3桁)-口座番号(7桁) |
三井住友銀行 | SUMITOMO MITSUI BANING CORPORATION | SMBCJPJT | 支店名:〇〇BRANCH | 店番(3桁)-口座番号(7桁) |
新生銀行 | SHINSEI BANK,LTD. | LTCBJPJT | 本店:HEAD OFFICE 支店:〇〇BRANCH | 店番(3桁)-口座番号(7桁) |
楽天銀行 | RAKUTEN BANK,LTD. | RAKTJPJT | HEADOFFICE (支店だとしてもHEADOFFICEと入力) | 店番(3桁)-口座番号(7桁) |
Tradeviewの口座を解約するかどうかは『いいえ』で問題ないでしょう。
Tradeviewの口座を使わなくなったとしても口座維持手数料を取られることはありません。もしメタマネージャーを整理したいというのであれば削除しても問題ないですが基本的には『いいえ』を選択しておきましょう。
Tradeviewの口座を保有し続けることにデメリットはないので。
最後に本人確認書類を提出します。提出する書類は顔写真がついた身分証ですがこの時提出する書類は口座開設時に利用したものと同じでなくても構いません。
【Tradeview出金申請時に提出可能な顔写真付き身分証明証】
・運転免許証
・パスポート(顔写真がついているページ)
・マイナンバーカード
上記の身分証明書を写真で添付したら『送信する』をクリックすれば完了です。
あとはTradeviewから出金処理がされるのを待ちましょう。
Tradeviewの出金拒否される原因
Tradeviewが意図的に出金拒否をしてくるという事例は今の所聞いたことがありませんが中には出金ができないと騒いだものの結局利用者側に問題があって出金トラブルになったということはあります。
Tradeviewで出金がスムーズにいかない場合の原因は2つの理由が考えられます。
・AML(アンチマネーロンダリング)規約に則っていない出金方法
・Tradeviewでなんらかの利用規約違反をしている
AML規約に則っていない出金方法
AML規約に則っていない出金方法として
・入金額までと同一金額までは入金手段と同じ出金経路であること
・第三者の口座への出金はできない
・第三者からの出金依頼は承認できない
ということがありますがどれも本人が自分の口座で出金申請をかければ一切当てはまることもないので問題ないでしょう。
Tradeviewでなんらかの利用規約違反をしている
Tradeviewはトレードに一切の制限をかけていませんしボーナスもないため特に利用規約違反ということもないですがTradeviewで第三者の口座を勝手に運用していたりしたことがバレたりすると出金までに事情徴収されることがあります。
しかしTradeviewで利用規約違反になるようなことはほとんどないと言ってもいいので特に気にする必要もないでしょう。
もしなんらかの理由でTradeviewが出金を拒んできたら原因をしっかりと特定するとともに円滑に出金を進めていくようにしましょう。
Tradeviewの出金に関するまとめ
Tradeviewは出金拒否の噂もなくしっかりとルールを守って出金申請をすれば出金することは可能です。全て手数料無料で利益分はBitwalletもしくは海外銀行送金にて出金をする必要がありますが入金額と同額までは入金手段と同じ経路で出金をする必要があります。
入金時から出金までのことをしっかり考えて利用するようにしましょう。