FXを始めて『両建て』という言葉を聞いたことがある人や、両建てがこれまでできていたにも関わらずFX業者によっては両建てができないということもあります。

ではXMは両建てはできるのでしょうか。結論から言うとXMは両建てを禁止しておらず管理人の私もXMで一部両建てをうまく活用しながら利益を出すことができています。

しかし中には悪質な両建てによってXMで出金拒否されたと言う噂も聞きますがどんな両建てが禁止されているのでしょうか。

今回はXMで両建てをするメリットや禁止されているトレード、そして禁止トレードが発覚してしまった場合の厳しいペナルティまで初心者でもわかりやすく丁寧に解説していきます。

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そもそも両建てとは?t

FXの両建てとは『売りポジション』と『買いポジション』を同時に持つことを言います。

両建ては意味がないと言われがちですが両建ては利益を取りに行くというよりも損失の拡大を防ぐために極めて有効な手法になります。

ドルが100円の場合
1ロットの買い
1ロットの売り

同時にポジションを持つことによって損失の拡大が広がらなければ利益が出るわけでもありません。

スプレッド分だけ取引コストがかかるので理論的には全く同じタイミングで同じ数量で両建てをすれば『2つのポジションのスプレッド以上に損失は拡大しない』のです。

両建てのメリットとは

両建ては賢く使うことによってトレードの戦略幅が広がります。両建てのメリットとしては以下のものがあります。

・リスクヘッジになる
・両建てによる節税が可能

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リスクヘッジになる

両建ての最大の特徴としてはこの『リスクヘッジ』が最も効果的な使い方になります。

片方のポジションしか持たなければ為替が逆行してしまったときに損失が出ますが両建てをすることによってポジションを相殺することができます。

両建ては基本的に同じタイミングにやるのではなく買いと売りの両方のポジションはタイミングをずらしてエントリーするのが一般的です。

シチュエーションとしては『経済指標発表時』『強烈なトレンド発生時』などに両建てによって損失を限定することもできればうまく活用することによって利益を大きく得ることができるでしょう。

両建てによる節税が可能

両建てによって節税することも可能です。XMは海外FXなので税区分は総合課税の雑所得であり累進課税が適用されます。

年間38万円以上の利益がある場合は誰もが確定申告が必要です。サラリーマンのような給与所得者の場合は年間20万円以上の利益で確定申告が必要になりますが、確定申告の手間が面倒だと考える人は両建てを使って税金を先送りすることができます。

具体的には
年間60万円の利益が出ている
→両建てをして片方のポジションが−50万円になった(このときもう片方は+50万円)
→年末の点で損失の方だけを決済する
→年間の評価損益は10万円なので確定申告の必要なし
→新年になったら含み益の方のポジションを利確して残高を60万に戻す

上記の手法は節税にはなるものの租税回避行為として認定される可能性があるので何度も悪用することはしないように注意してください。

この手法は実質的に利益を翌年に繰越しているだけで長期的に見たら必ず税金を支払うことになるのでたまたま今年他の雑所得などの収入が多い場合以外は普通に支払う方がいいでしょう。

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両建てのデメリットとは

両建てはある程度のテクニカル分析やチャートリーディングができれば有効的に活用することができますが、FX初心者の場合は両建てがデメリットに働く可能性があります。

同時に両建てをしてしまえばスプレッド分のみ損失になるので売買のタイミングを調節して取引をしなければ意味がないのです。

・取引コストが2倍かかる
・スワップポイントは基本的にマイナスになる

取引コストが2倍かかる

両建てをすると売りと買いの両方にスプレッドがかかるので取引コストも必然的に2倍になります。

仮にXMのようにドル円が1.6Pipsのスプレッドであれば

1ロットの買い:−1,600円
1ロットの売り:−1,600円
合計取引コスト:−3,200円

全く同じタイミングで同じ数量の両建てをしたとすると−3,200円の損失が以上にもならずそれ以下にもならないのです。

両建てをするにしても売買のタイミングをしっかり見極めないと損失になります。

スワップポイントは基本的にマイナスになる

スワップポイントとは各国の中央銀行が策定している政策金利の差額分を毎日受け取れます。しかしスワップポイントとは2カ国間の金利の差額なので必ずどちらかはマイナスになります。

スワップポイントは同一の通貨ペアでも各FX業者によってバラバラですが同一のFX会社でやると必ずマイナススワップの方が大きくなります。

というのもFX業者は売買頻度を上げるためにもプラススワップよりもマイナススワップの方を大きくしているため同一商品を同一数量を両建てすると時間とともにスワップ差分だけ毎日マイナスになっていくのです。

XMで禁止されている両建て取引

XMでは両建てを一部禁止しています。XMが禁止している両建て取引は以下の4つです。

・複数口座での両建て
・他業者間での両建て
・グループでの両建て
・窓開けや経済指標発表を狙った両建て

複数口座での両建て

XMでは1つのアカウントで最大8つの口座を開設することができますが別々の口座で同時に両建てをするようなことはXMでは禁止事項となっています。

例えば
スタンダード口座A:1ロットの買い
スタンダード口座B:1ロットの売り

こうすることによって相場がどちらに動いても片方がマイナスになり片方がプラスになりますがXMではこのように複数口座間での両建ては禁止しています。

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他業者間での両建て

複数口座間だけでなくても他業者間での両建ても禁止しています。

例えば
XMで1ロットの買い
TitanFXで1ロットの売り

このように業者が違うからといって両建てをするのもXMでは禁止しています。

同じMT4やMT5のプラットフォームを利用している以上、開発元のメタクオーツ社から各FX業者に連絡が行けば一発で他業者を使って両建てをしていることが判明します。

グループでの両建て

XMではグループを組んでの両建ても禁止しています。

XMで仲間同士で口座開設をして
Aさん:1ロットの買い
Bさん:1ロットの売り

このように名義が異なる場合でもXMにグループ内での両建ても禁止しています。

窓開けや経済指標を狙った両建て

窓開けや経済指標発表時を狙った両建ても禁止されています。

窓開けというのは金曜日のクローズ値と月曜日のオープン値が乖離することもあり金曜日の市場が閉まる時に両建てをして両方に浅めの損切りをしておけば利益を取ることができます。

そのような両建ては禁止されていますし、米国雇用統計FOMCなどの世界中が注目する経済指標発表の際には相場が急激に動くことも多々あります。その際に両建てトレードをすることもXMでは禁止されているので注意してください。

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1つの通貨をヘッジする取引

両建てとは少し異なりますが、1つの通貨をヘッジするような取引もXMでは禁止されています。

例えば
USDJPY:買い(ドル買い)
EURUSD:買い(ドル売り)

というように通貨をヘッジするような取引も過度にやりすぎるとXMの禁止事項に該当する可能性もあるので注意する必要があります。

ヘッジとは上記の例でいうと

USDJPY:買い(ドル買い=円売り)
EURUSD:買い(ドル売り=ユーロ買い)

米ドル価格が下落する
USDJPY:下落=損失
EURUSD:上昇=利益

このように取引商品ペアを変えて取引をすることで両建てではなくとも実質的にその通貨をヘッジ(両建て)していることになります。このようなヘッジをすることはXMでは禁止されているので注意してください。

禁止事項がバレた時の厳しいペナルティ

上記のように禁止されている両建てが発覚した場合には

・利益の没収
・出金停止
・口座の凍結

などの厳しいペナルティが課せられます。

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XMが両建てを禁止する理由

XMがこのように両建てを禁止しているのはゼロカットとボーナスの盲点をついた悪質なトレードを防ぐためです。

XMは追証のないゼロカットを提供していますがマイナス残高がでもてXMがその金額を補填しているのであまりにハイレバレッジで取引されるとそれだけマイナス残高が膨らみ、XMが補填しなければいけない金額も大きくなってしまいます。

またXMが提供しているボーナスはNDD方式を採用している以上XMが自腹でつけてくれているものでありボーナスとゼロカットを利用するような取引はXMの赤字にも繋がるので禁止となっているのです。

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ゼロカットとボーナスを組み合わせた取引

XMでは口座開設ボーナス3,000円や上限50万円までの入金ボーナスを提供しています。

仮に
A口座:5万円+ボーナス5万円
B口座:5万円+ボーナス5万円

A口座とB口座で両建てする
A口座:1ロットの買い
B口座:1ロットの売り

チャートが上昇したとする
A口座:10万円の利益(残高15万円+ボーナス5万円)
B口座:10万円の損失(残高−5万円,ボーナス−5万円=実質的に失った現金は5万円のみ)

このようにボーナスを活用することによってどちらか一方の口座が+10万円になる(10万円全てが現金として出金することが可能)のですが実質的にボーナスを現金化していることになります。

この時両建てで負けた方の口座でマイナス残高が発生してしまえばゼロカットを提供しているXMは補填しなければいけないので支出になってしまうので禁止となっています。

ゼロカットシステムとは
海外FX業者の多くが提供しているシステムで、ハイレバレッジで取引した際に発生するマイナス残高(追証)をFX業者が負担することによって利用者は実質的に追証が発生しないシステム。

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同一口座での両建ては禁止されていない

XMで両建ては禁止されていない

XMは複数口座での両建てや他業者間での両建てなどは禁止していますが同一口座内での両建ては禁止していません。

同じ通貨で同じ数量を両建てすると証拠金が0になる

XMでは同じ数量を同じ通貨ペアで両建てをすると必要になる証拠金は0になるのでリスクをヘッジしながら他の通貨商品を取引することができます。

例えば
ドル円:1ロットの買い
ドル円:1ロットの売り
→必要証拠金=0円
→他の通貨ペアを存分に取引できる

売りと買いの数量が異なる場合や通貨ペアが異なる場合には証拠金が必要となるので注意が必要です。

両建てをする際の注意点

決済するときには両建て解除で決済すること

両建てをしたポジションを決済する際には普通に決済するのではなく『両建て解除』で自分が持っているポジションを相殺することで時間差損が発生することなく、またスプレッドも節約することが可能です。

またスプレッドを節約することができるということは利益額を拡大することができるということでもあるので両建てを解除する場合には両建て解除で決済することがお得だということを覚えておきましょう。

片方のポジションを決済する場合には証拠金維持率に注意すること

片方のポジションを決済する場合には証拠金維持率に注意するようにしましょう。

XMのロスカット水準は証拠金維持率の20%に設定されているため両建てを解除した際に20%の維持率を割ってしまうと保有しているポジションが全てロスカットになってしまう可能性があります。

『両建て解除』による決済や部分決済なども活用しながら証拠金維持率に気をつけて両建てしたポジションを解消していく必要があります。

XMの両建てに関するまとめ

XMの両建ては同一口座内であれば一切禁止されていないどころか必要証拠金も0にすることができるので両建てができないFX業者よりもトレード戦略が大幅に広がります。

しかし上記で解説しているようなXMのボーナスやゼロカットを悪用するような悪質なトレードはXMに赤字を生じさせることになるので禁止されています。

口座凍結や利益の没収などされる可能性があるので『業者の盲点をつこう』などと考えるくらいであればテクニカル分析ファンダメンタルズ分析の勉強をしていた方が長期的に見たときによほど自分の資産になります。

きちんとルールの範囲内で真っ当にトレードをしている限りXMで出金拒否になることもないでしょう。

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